日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は95円高、ファナックは決算を受けて材料出尽くしに
[14/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は95円高、ファナックは決算を受けて材料出尽くしに】
9時35分現在の日経平均株価は、15387.44円(前日比+95.80円)で推移。日経平均は続伸で始まり、10月9日以来の15400円を回復している。24日のNY市場は上昇。エボラ出血熱への警戒感は強いが、主要企業の好決算や企業分割の発表が好感され、引けにかけて上昇する展開となった。この流れを受けたシカゴ先物は大阪比105円高の15435円。これにサヤ寄せする格好から、ギャップ・アップでのスタートに。ただし、15400円を回復して始まった後はこう着感が強まっている。
決算を発表したファナック<6954>は足元で上方修正を発表していたこともあり、材料出尽くしといった流れとなり、指数の上値を抑えている。売買代金上位では、ファナックのほか、リクルートHD<6098>が冴えない。一方で、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、ミクシィ<2121>、ホンダ<7267>、KDDI<9433>などが堅調。セクターでは、情報・通信、ゴム製品、その他金融、電力・ガスなどがしっかり。半面、鉱業が唯一マイナスからのスタートに。
【ドル・円は108円10銭付近、リスク選好的なドル買いは一服】
ドル・円は108円10銭付近で推移。日経平均株価の続伸は予想通りだが、買い一巡後はやや膠着していることから、株高を好感したリスク選好的なドル買いは一服しつつある。市場関係者の間からは、日経平均株価が100円程度の上昇にとどまった場合、アジア市場でドル・円は108円前半でもみ合いを続ける可能性が高いとの声が聞かれている。
■今後のポイント
・日経平均株価の続伸は想定範囲内
・日米の株高を期待した円売りは継続する可能性
9時35分時点のドル・円は108円10銭、ユーロ・円は137円10銭、ポンド・円は173円95銭、豪ドル・円は95円24銭付近で推移している。
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