「NY為替」ドル急伸、FOMC予想外にタカ派色強める
[14/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
外為市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明が予想に反してタカ派色が強
まったため、早期の利上げ観測を受けたドル買いが再燃した。ドル指数は85.98まで
上昇し、16日来の高値を更新。ドル・円は108円01銭から108円85銭まで上昇し、7日
来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.2771ドルから1.2638ドルへ下落し、24日来の安値
を更新した。
連邦公開市場委員会(FOMC)は計画通り、量的緩和第3弾(QE3)を終了することを決
定した。しかし、同時に発表した声明の中で、「政策金利は「considerable time相
当の期間」低水準で推移」するとした。ただ、労働市場の判断で前会会合まで明記さ
れていた「significant underutilizationかなりの活用不足」が削除され、かわり
に、「「underutilization活用不足」が徐々に解消されている」とした。また、「失
業率は低下し、雇用は堅調に増加している」と労働市場の判断を上方修正した。イン
フレも「目標を下回るリスクはいくらか低下」と、下方リスクが低下したとの見通し
を示した。世界経済への懸念にも言及しなかった。
量的緩和第3弾(QE3)を維持する必要性を主張しコチャラコタ米ミネアポリス地区連
銀総裁が反対票に投じたことも、声明がタカ派寄りであったことを示す。
<KK>
まったため、早期の利上げ観測を受けたドル買いが再燃した。ドル指数は85.98まで
上昇し、16日来の高値を更新。ドル・円は108円01銭から108円85銭まで上昇し、7日
来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.2771ドルから1.2638ドルへ下落し、24日来の安値
を更新した。
連邦公開市場委員会(FOMC)は計画通り、量的緩和第3弾(QE3)を終了することを決
定した。しかし、同時に発表した声明の中で、「政策金利は「considerable time相
当の期間」低水準で推移」するとした。ただ、労働市場の判断で前会会合まで明記さ
れていた「significant underutilizationかなりの活用不足」が削除され、かわり
に、「「underutilization活用不足」が徐々に解消されている」とした。また、「失
業率は低下し、雇用は堅調に増加している」と労働市場の判断を上方修正した。イン
フレも「目標を下回るリスクはいくらか低下」と、下方リスクが低下したとの見通し
を示した。世界経済への懸念にも言及しなかった。
量的緩和第3弾(QE3)を維持する必要性を主張しコチャラコタ米ミネアポリス地区連
銀総裁が反対票に投じたことも、声明がタカ派寄りであったことを示す。
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