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前場に注目すべき3つのポイント〜アルファポリスが東証マザーズに新規上場

注目トピックス 市況・概況

30日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:FOMC通過によるアク抜け意識、今度は日銀会合への期待
■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の売り越し
■前場の注目材料:アルファポリス<9467>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2200円)

■FOMC通過によるアク抜け意識、今度は日銀会合への期待

☆日経225想定レンジ:上限15650円-下限15500円

30日の東京市場はリバウンド継続が意識されそうである。29日の米国市場は小幅に下落した。7−9月期の主要企業決算が好感され買いが先行した。連邦公開市場委員会(FOMC)では大方の予想通り量的緩和の終了を決定し、声明文でも現行のゼロ金利は「相当期間」維持するとの文言が残された。しかしながら、労働市場の判断を上方修正したことが嫌気されたようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の15670円、円相場は1ドル108円台後半で推移する中、FOMC通過によるアク抜けが意識されそうだ。

ただし、前日までの上昇で一目均衡表の雲下限を捉えてきており、強弱感が対立しやすいところでもある。そのため、まずは雲下限が位置する15560円辺りでの底固めを見極めたいところであろう。また、決算発表が本格化する中、決算内容を見極めたいとするムードも上値追いを慎重にさせてくる可能性もありそうだ。

一方、FOMC通過により、今度は31日に開かれる日本銀行の政策委員会・金融政策決定会合への期待感が高まることになる。現状維持とみられているが、安倍政権閣僚の辞任による政権運営への警戒感などを背景に、追加緩和をめぐる市場の憶測が再燃する可能性がある。そのため、先物主導で一段のリバウンドが意識される可能性がある。

物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、緩和期待等からリバウンド基調が強まるようだと、昨日同様、先物主導のインデックス買いにより、主力大型株中心。反対に、戻り高値圏での強弱感が対立する局面が続くと、前日利食いの対象となっていた新興市場の中小型株が改めて注目されることになりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1620万株、買い1500万株、差し引き120万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月23日(木):340万株の買い越し
10月24日(金):50万株の買い越し
10月27日(月):90万株の売り越し
10月28日(火):620万株の売り越し
10月29日(水):490万株の買い越し

■前場の注目材料

・FOMC通過によるアク抜け意識、先物の動向を引き続き注視
・楽天<4755>、格安スマホ事業に参入
・アルファポリス<9467>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2200円)

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 前週分対外対内証券売買



<KO>

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