日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は86円安、日銀のETF買い期待が下支え
[14/11/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は86円安、日銀のETF買い期待が下支え】
12時59分現在の日経平均株価は、16793.87円(前日比-86.51円)で推移。日経平均は前引け値から若干下げ幅を縮めて始まっている。ランチタイムの225先物は16770-16790円辺りでのレンジ取引が続いている。昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。円相場は1ドル=114円15銭辺りと円高に振れて推移している。前場段階での下落により、日銀によるETF買入れが意識されやすく、思惑買いなども入りやすいところ。セクターでは、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、海運、卸売、空運などが堅調。一方で、精密機器、情報・通信、金属、医薬品、輸送用機器、食料品などが冴えない。
売買代金上位では、ミクシィ<2121>が引き続き7%を超える下落。ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、NTT<9432>、富士重<7270>、ファーストリテ<9983>が軟調。一方で、ソディック<6143>、ディーエヌエー<2432>、アイフル<8515>、ソニー<6758>、三菱商<8058>などが堅調。決算では、清水建<1803>、USシステムズ<3390>が下げに転じているほか、関西ペ<4613>、丸一管<5463>が下げ幅を拡大、光通信<9435>が下げ幅を縮めている。
【ドル・円は114円20銭付近、東京株式市場の軟調推移で弱含み】
ドル・円は114円20銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場の軟調推移などを受けて一時114円05銭まで下落。ユーロ・ドルは、1.2454ドルから1.2489ドルで推移。ウクライナ情勢の緊迫化、欧州中央銀行(ECB)による量的緩和観測から上げ渋る展開。ユーロ・円は、142円46銭から142円56銭で推移。
12時59分時点のドル・円は114円20銭、ユーロ・円は142円57銭、ポンド・円は181円59銭、豪ドル・円は99円05銭付近で推移している。
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