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10日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は39.81ドル高の17613.74、ナスダックは19.08ポイント高の4651.62で取引を終了した。先週末にかけてダウ平均やS&P500指数が過去最高値を更新していた事から、朝方は利益確定の売りが上値を抑えたものの、主要企業決算などを受けて緩やかに上昇する展開となった。再びダウ平均とS&P500指数は過去最高値を更新。セクター別では、運輸やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方、メディアやエネルギーが下落した。

食品のディーンフーズ(DF)や住宅メーカーのトールブラザーズ(TOL)が予想を上回る決算を発表して上昇。一方で、オバマ大統領が連邦通信委員会(FCC)に対してインターネット通信の中立性の規制強化を要請したことで、タイム・ワーナー・ケーブル(TWC)やコムキャスト(CMCSA)などケーブルテレビ会社各社が売られた。アクションカメラのゴープロ(GPRO)は、既存株主の株式売却禁止期間（ロックアップ）が終了することに伴う影響を軽減する為に、8億ドル規模の公募増資を検討していることが明らかとなり下落。

中国では11月11日が「独身の日」で、1年で最もオンライン販売が伸びる日と言われている。中国アリババ・グループは日付が変わってからの初めの1時間で20億ドルの売上があったもよう。

（Horiko Capital Management LLC）



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