今日の為替市場ポイント:株高継続への期待
[14/12/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
先週末11月28日のドル・円相場は、東京市場では117円71銭から118円34銭までやや堅調推移。欧米市場でドル・円は118円77銭まで上昇し、118円63銭で取引を終えた。
本日12月1日のドル・円は119円前後で堅調推移か。株高継続を期待してリスク選好的な円売りは継続する見込み。
共同通信社が11月28、29日実施した衆院選に関する全国電話世論調査によると、内閣支持率は43.6%、不支持率は47.3%となった。ただし、比例代表の投票先政党で自民党は28.0%で民主党の10.3%を大きく上回っている。
市場参加者の間では、与党(自民・公明)が過半数議席を獲得することは間違いないとの理由で総選挙後も株高・円安は継続するとの見方が多い。ただし、ドル高・円安の進行に対する懸念は次第に強くなっている。円安は物価上昇率を押し上げるだけで企業経営を圧迫するとの声が聞かれている。
円安による物価高で実質賃金は減少し、個人消費がさらに抑制されることも問題視されている。原油価格の下落は好都合との見方があるが、過度の円安によって原油安のメリットが失われる可能性がある。
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