日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は15円高、ECB理事会を控えて模様眺めムードも
[15/01/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は15円高、ECB理事会を控えて模様眺めムードも】
9時39分現在の日経平均株価は、17296.24円(前日比+15.76円)で推移。日経平均は上昇して始まった。欧州中央銀行(ECB)が各月500億ユーロの量的緩和(QE)を提案するとの観測報道を受けた海外市場の上昇の流れを引き継いだ格好。ただし、買い一巡後は一時マイナスに転じる局面もみられており、ECB理事会を控えて模様眺めムードも強そうである。
セクターでは空運、石油・石炭、食料品、情報・通信、その他金融、海運、ガラス・土石、小売、化学などが小じっかリ。一方で、ゴム製品、保険、精密機器、証券、サービス、その他製品などが冴えない。規模別指数では大型株指数が小幅に上昇する半面、中型、小型株指数はマイナス。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、ファナック<6954>などが日経平均をけん引。
【ドル・円は118円09銭付近、リスク選好的な円売り観測】
ドル・円は118円09銭付近で推移。日経平均株価は小幅高となっており、株高を意識したリスク選好的な円売りが観測されている。ただし、市場参加者の多くは、日本時間22日夜に発表される欧州中央銀行(ECB)の金融政策を注目しており、22日のアジア市場における主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性がある。
ECBは月額500億ユーロ規模の国債買い入れを検討しているとの見方が広がっており、これが事実とすれば量的緩和策の規模は6000億ユーロ相当になるとみられている。一部で1兆ユーロ規模の量的緩和が必要との指摘が出ているが、6000億ユーロ規模の量的緩和は想定の範囲内であり、緩和策発表後にユーロ相場が大きく動く可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・ECBの金融政策発表を待つ状況
・アジア市場における主要通貨の為替取引はやや動意薄になるとの見方
9時39分時点のドル・円は118円09銭、ユーロ・円は136円92銭、ポンド・円は178円75銭、豪ドル・円は95円45銭で推移している。
<KO>










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