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NY原油は反落（NYMEX原油3月限終値：44.45　↓1.78）。45.70ドルから44.08ドルまで下落した。この日発表の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が予想を大きく上回る増加となり、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も増加したことを受けて、売りが優勢になった。

そうしたなか、ガソリンや留出油の在庫が大きく減少したことで一時買い戻しもみられたが、その際に高値をつけた。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後に売りがさらに強まり、そこで安値をつけた。FOMC声明では、「利上げ開始まで忍耐強く」との姿勢を維持し、米経済活動や労働市場の判断を上方修正している。

【米週次原油在庫統計（1/23時点）、前週比】

原油在庫：+887.4万バレル（予想：+400万バレル、前回：+1007.1万バレル）
オクラホマ州クッシング原油在庫：+208.5万バレル（前回：+290.9万バレル）
ガソリン在庫：-258.7万バレル（予想：+61万バレル、前回：+58.8万バレル）
留出油在庫：-389.2万バレル（予想：-153万バレル、前回：-327.7万バレル）
製油所稼働率：88.0％（前回：85.5％）



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