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《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!

注目トピックス 市況・概況

【小幅安となる】17500-17700円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一

米国市場の連日の下げが嫌気され、売り先行の展開になろう。5日線が17575円辺りに位置しているため、この辺りでの踏ん張りをみせられるかが注目される。また、直近でマド(17470-17615円処)を空けており、このマド埋めが意識される格好。ただし、前日の日経平均は米株安をはねのける格好で上昇している。売り一巡後は底堅さが目立ち、日銀のETF買い入れへの思惑などからの下げ渋りの動きが想定される。5日線レベルでの攻防から、17500-17700円のレンジを想定する。

【小幅安となる】海外勢はやる気0、年金頼みの日本株=フィスコ田代 昌之

円建てCME先物の終値は前日の225先物比325円安の17525円。為替市場では、ドル・円は117円40銭台、ユーロ・円は132円30銭台(8時00分時点)。足元の指数上昇の買い主体は、伝わっている限りではGPIFなど年金との観測。ただ、週初から入っていた大口クロス(400億円)は昨日入っていないことから、昨日は日銀ETF買入と市場の年金買いに対する思惑で切り返したようだ。本日は、米国株続落と外部環境が軟調ななか、年金買いが止まったことに対する需給面などが嫌気されて売り優勢となろう。長い目で見ると年金系の買いは断続的に入る。ただ、指数を下支えする効果は高いが高値をつけにいくような積極性は見られない。高値を狙うには間違いなく海外勢の買いが必要だ。

昨日東証が発表した1月23日時点の裁定に関するポジションでは、ネットベースでの買い残は12年9月以来の15億株まで低下。この水準は、市場で「根雪(ブローカーが最低限保有しているポジション)」と見られていることから、海外勢は日本株に対してニュートラルのポジションに近いと言えよう。「年金系の買いで指数を下支えし、海外勢を中心とした裁定買いで指数一段高」というシナリオは、海外勢が関心を高めている成長戦略の進捗を見るまではひとまずお預けか。



<KO>

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