前場に注目すべき3つのポイント〜値動きの軽い中小型株の動向に注目へ
[15/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:高値こう着の中、テーマ株物色などへ
■外資系証券の注文動向:差し引き440万株の買い越し
■前場の注目材料:主力株上昇一服の可能性、値動きの軽い中小型株に引き続き短期資金が向かいやすい状況
■高値こう着の中、テーマ株物色などへ
24日の東京市場は、高値圏でのこう着感の強い相場展開が続きそうである。23日の米国市場はまちまちだった。原油相場の下落のほか、予想を下回る経済指標の発表などが嫌気された。一方で、米アップルが17億ユーロ(約2300億円)を投じてアイルランドとデンマークにデータセンターを建設すると発表したことが好感され、最高値を更新している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の18490円だった。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、18500円を挟んでの攻防になろう。23日の東京市場では後場に入りメガバンクなどを中心に金融セクターには利益確定の流れが強まっていた。ただ、想定されていた上げ一服局面であり、利食いをこなしての底堅い値動きに。
米アップルの上昇を背景に関連銘柄への物色が意識されるほか、旭化成<3407>は米電池用セパレーター(絶縁材)大手であるポリポア・インターナショナルを買収すると発表。車載電池材料などの関連銘柄に感心が向かいやすいだろう。
また、今週はイエレンFRB議長証言なども控えているため、為替相場は円高に振れやすい状況に映る。年金資金流入が断続的に続いていると観測される中では、大型株主導となろうが、目先は材料系の銘柄や中小型株などの値動きの良い銘柄にシフトしやすいか。
■外資系証券の注文動向:差し引き440万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1440万株、買い1880万株、差し引き440万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
2月17日(火):240万株の売り越し
2月18日(水):60万株の買い越し
2月19日(木):140万株の買い越し
2月20日(金):340万株の買い越し
2月23日(月):220万株の買い越し
■前場の注目材料
・主力株上昇一服の可能性、値動きの軽い中小型株に引き続き短期資金が向かいやすい状況
・スカイマーク<9204>支援、ANA<9202>とエアアジアも名乗り
・日立<6501>、伊社鉄道事業を2500億円で買収合意
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
<KO>









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