日経平均テクニカル:上昇する+2σに沿ったトレンドが継続
[15/02/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
日経平均は小幅に続伸。連日の昨年来高値更新後は利食いが強まる格好だったが、結局は下ひげを残す格好でプラス圏を回復。上昇する5日線に沿った下値切り上げのトレンドが継続している。
ボリンジャーバンドでは上昇する+2σに沿ったトレンドとなり、終値では+2σを下回っている。新値足は陽線を9本つなげており、昨年10月半ばから11月半ばにかけての上昇時に積み上がった10本以来。このときは14500円から17490円までの上昇をみせていた。今回は転換時の長い陽線以降は狭い陽線の積み上がりであり、それ程過熱感は感じられず。ただ、短い陽線のため、現時点では終値で18470円辺りを割り込むと、陰転シグナルが発生する。
MACDでは日足、週足ともにまだピーク感は出ていない。ストキャスでは買われ過ぎの状態での横ばい推移に。目先は過熱を冷ましながらのじり高がりそうだが、トレンドは崩れ難く、中期的には2000年4月高値の20833円を意識。一方、短期的には5日線を下回る局面では、利食いが強まる可能性も。
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