NY為替:ドル・円は119円65銭、米10-12月期GDP改定値の予想上振れなどでドル買い先行
[15/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は119円26銭から119円79銭まで上昇し119円65銭で引けた。米国の10-12月期国内総生産(GDP)改定値が予想を上振れたことや月末でロンドンフィキシングでの買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1245ドルから1.1176ドルへ下落し1.1190ドルで引けた。ドイツ議会でギリシャ救済延長が可決されギリシャの債務不履行(デフォルト)やユーロ離脱懸念がいったん後退しユーロ買いが強まった。その後、欧州中央銀行(ECB)による資産購入を控えて金利先安感に伴うユーロ売りが再燃。ユーロ・円は、133円46銭へ下落後、134円23銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.5396ドルから1.5456ドルへ上昇した。ドル・スイスは、0.9451フランまで下落後、0.9546フランまで上昇した。
[経済指標]
米・10-12月期GDP改定値:前期比年率+2.2%(予想:+2.0%、速報値:+2.6%)
米・10-12月個人消費改定値:前期比年率+4.2%(予想:+4.3%、速報値:+4.3%)
米・2月シカゴ購買部協会景気指数:45.8(予想:58.0、1月:59.4)
米・1月中古住宅販売成約指数:前月比+1.7%(予想:+2.0%、12月:-1.5%←-3.7%)
米・2月ミシガン大消費者信頼感指数確定値:95.4(予想:94.0、速報値:93.6)
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