NY金:続伸で1213.10ドル、米GDP、PMI鈍化を材料に買い優勢
[15/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1213.10 ↑3.00)。1208.10ドルから一時1219.20ドルまで上昇した。この日発表の米国の経済指標で、10-12月期GDP改定値が下方修正され、2月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)がサプライズの50割れまで大きく低下したことに関心が集中。米景気の先行き懸念による安全志向、または、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを急がないとの見方から、金の買いが優勢になった。
なお、欧州午前に、ドイツ議会(587議席)がギリシャ救済延長を可決(賛成542人、反対32人、棄権13人)。これで正式に4カ月延長が決まり、金先物は、安全資産としての買い需要後退の見方から、時間外取引で一時1204.10ドルまで下落していた。
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