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18日のニューヨーク株式市場は、連邦公開市場委員会(FOMC)声明で「辛抱強く」が削除される可能性、原油価格の続落見通しから、上げ渋る展開が予想される。

FOMCの声明文の内容を受けてトレンドが強まる展開が意識されそうだ。NYダウは足元で25日線に上値を抑えられる格好でのもち合いが続いているが、一目均衡表では雲上限が支持線として意識されている。また、週足形状では26週線を支持線とした上昇トレンドラインの下限レベルであり、リバウンドが意識されやすいところではある。


もっとも、FOMC声明文から「辛抱強く」という表現が消える可能性があるなか、解釈次第では波乱含みの展開にもなりやすい。結果的には25日線に上値を抑えられる格好となり、直近安値水準までの調整は覚悟しておく必要も。

そのほか、原油先物相場の下落基調が再び強まってきており、40ドル割れを予想する向きがあるため、まずは40ドル割れまではボトム形成にはつながらないだろう。
瞬間的にも40ドル割れをみせ、その後切り返すことができれば、目先底が意識されやすいところか。
経済指標ではMBA住宅ローン申請指数が予定されている。
決算ではフェデックスが予定されており、国際物流の同社が予想を下回る決算となるようだと、景気減速への懸念などにつながりそうだ。




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