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16日の米国株はやや上げ渋りか。15日のNY市場は上昇。前日の取引終了後に決算を発表した半導体大手インテルが4％超の上昇となり、半導体関連株への物色に波及。原油先物相場が年初来高値を更新したことで、エネルギー関連株が堅調推移となった。ダウ平均は75.91ドル高の18112.61、ナスダックは33.73ポイント高の5011.02。


インテル決算の上昇によるインパクトは一巡する一方で、携帯端末用メモリーなどを製造するサンディスクは、2015年の売上高は減少するとの見通しを示したことが嫌気されて時間外で下落している。そのため、ハイテクセクターに対して
は反動安が意識されやすい。利食い売りが増える可能性がある。


また、決算ではブラックロック、ゴールドマン・サックス・グループ、シティグループ、アメリカン・エキスプレスが予定されている。JPモルガンやバンカメの決算は市場が評価していたことから、ゴールドマンやシティの動向が注目される。

経済指標では、3月住宅着工件数と住宅建設許可件数などが売買材料となりそうだ。

目先におけるNYダウの下値目処は17950ドル近辺、上値目処は18200ドル近辺か。






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