日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は44円高、海外投資家の資金流入期待は継続
[15/04/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は44円高、海外投資家の資金流入期待は継続】
9時30分現在の日経平均株価は、20178.73円(前日比+44.83円)で推移。日経平均は続伸でのスタート、シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の20250円であったが、その水準に鞘寄せする格好に。22日の米国市場は、企業決算が好材料となって反発する展開になった。為替市場も円安推移となっており、引き続き外部環境は良好な状態。加えて、海外投資家の資金流入継続など、需給面での期待感も依然として高まっているようだ。
株式市場の上値追いを背景に証券セクターが業種別上昇率のトップ。保険、その他金融、証券など他の金融関連セクターも引き続き上昇率上位となっている。鉱業や石油・石炭など石油セクターも上位に。半面、医薬品、サービス、小売りなど内需セクターの動きが鈍い。鉄鋼も前日に続き弱い動きが目立ち、化学や建設なども動き鈍い。
売買代金上位の個別銘柄では、全般的に買いが先行しているが、とりわけ、株価上昇を背景に野村HD<8604>が強い動きのほか、前日に業績上方修正発表のソニー<6758>、格上げの動きなどが観測されているJT<2914>などが強い動き。一方、前日に決算を発表、今期見通しが市場コンセンサスに未達の日本電産<6594>が売り先行、ファーストリテ<9983>もマイナスサイドでのスタートに。なお、三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>などのメガバンクは買い一巡後にやや伸び悩む展開へ。
【ドル・円は堅調推移、株高を意識したリスク選好的な円売りは継続】
ドル・円は119円97銭付近で堅調推移。米国株高を意識したリスク選好的な円売りは継続しており、目先的にドル・円は120円20銭近辺を目指す展開となるとの見方が多い。日経平均株価の上昇は想定の範囲内だが、日銀による追加緩和期待が株高の原動力になっている。新たなドル売り材料が提供されるまではドル・円は119円80銭台で下げ渋るのではないか?との声が聞かれている。
■今後のポイント
・目先的には120円20銭近辺を目指す展開
・日経平均株価の上昇は想定の範囲内
9時30分時点のドル・円は119円97銭、ユーロ・円は128円53銭、ポンド・円は180円30銭、豪ドル・円は92円78銭で推移している。
<KO>










SEO関連




