前場に注目すべき3つのポイント〜レントラックスなどが新規上場
[15/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:金融セクターの押し目買い意欲の強さを見極め
■外資系証券の注文動向:差し引き360万株の買い越し
■前場の注目材料:レントラックス<6045>が東証マザーズに新規上場(公開価格:1750円)
■金融セクターの押し目買い意欲の強さを見極め
24日の東京市場は利食いをこなしつつ、高値圏での底堅い展開が見込まれる。23日の米国市場は原油相場の上昇を受けてNYダウ、ナスダックともに上昇。ナスダックについてはITバブル以来となる最高値を更新している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の20165円だった。
23日の東京市場は足元で相場をけん引していた銀行株などに利益確定の流れがみられたことから、買い一巡後はこう着感の強い相場展開だった。ただし、来週の日銀会合での追加緩和期待は根強く、また経営改革への期待などもあり、押し目買い意欲は強そうである。三菱UFJ<8306>は、年初来高値更新後は8営業日ぶりに反落している。しかし、5日線レベルまでの調整によりリバウンドをみせてくると、市場の安心感につながろう。
また、インデックスに絡んだ商い、大型株主導とはいえ、利益確定がみられる中で日経平均、TOPIXともに上昇しており、先高期待は強いだろう。利益確定をこなしつつ、相対的に出遅れているセクターや銘柄への物色に向かっている点も注目される。SNSゲームやカジノ関連などテーマ株についても、出遅れ修正的な動きが見られている。
その他、決算発表が本格化するなか、増収増益ながらもコンセンサスを下回っていた日本電産<6594>の値動きは今後を占う上で注目される。売りが先行したものの、その後は急速に切り返す格好から高値を更新している。今後発表される企業の決算について、増益ながらもコンセンサスを下回り、売られたところが買いのタイミングとして意識されてくるかが注目される。
■外資系証券の注文動向:差し引き360万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1350万株、買い1710万株、差し引き360万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
4月17日(金):170万株の売り越し
4月20日(月):370万株の売り越し
4月21日(火):460万株の買い越し
4月22日(水):420万株の買い越し
4月23日(木):290万株の買い越し
■前場の注目材料
・財務相審議会、後発薬普及を16年度末までに80%とする新目標設定
・三機サービス<6044>が東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1540円)
・レントラックス<6045>が東証マザーズに新規上場(公開価格:1750円)
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
12:00 中曽日銀副総裁が講演予定
<KO>










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