やや日替わり的な物色になりやすい【クロージング】
[15/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日の日経平均は4日ぶりに反落し、167.61円安の20020.04円(出来高概算21億3000万株)で取引を終えた。円相場がやや円高に振れて推移しているほか、来週から本格化する決算発表を前に、利益確定に流れとなった。日経平均は寄り付きの20142.47円が本日の高値となり、その後は20013.74円まで下げ幅を拡大する局面もみられた。しかし、2万円処での下値の堅さも意識されており、反落ながらも底堅さが感じられた。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型、中型株指数がマイナスだったが、小型株指数はプラスに転じている。また、日経平均、TOPIXが下げる一方で、マザーズ指数、ジャスダック平均はプラスとなり、個人主体による中小型株への物色は活発だった。
来週は決算発表が本格化するほか、ゴールデンウィークに突入するため、やや日替わり的な物色になりやすい。また、30日に日銀の金融政策決定会合が開かれ、市場では追加の緩和政策への期待が根強い。結果を見極めたいとする模様眺めムードも高まりやすいことも、個別対応に向かわせそうだ。
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