14日の米国市場ダイジェスト:ダウは191ドル高、欧州株高を受けS&P500最高値更新
[15/05/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは191ドル高、欧州株高を受けS&P500最高値更新
NYダウ ナスダック
終値 :18252.24 終値 :5050.80
前日比:+191.75 前日比:+69.10
始値 :18062.49 始値 :5016.68
高値 :18255.21 高値 :5051.72
安値 :18062.49 安値 :4999.66
14日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は191.75ドル高の18252.24、ナスダックは69.10ポイント高の5050.80で取引を終了した。欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の金融緩和策の継続に関する発言を好感し、欧州株が全面高となったことで買いが先行。4月生産者物価指数が市場予想に反して低下したほか、週間新規失業保険申請件数が市場予想より減少したことも好感され、終日堅調推移となった。大型株で構成されるS&P500指数は最高値を更新。セクター別では、ソフトウェア・サービスやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で小売や自動車・自動車部品が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は、UBSによる目標株価引き上げを受け上昇。化粧品のエイボン・プロダクツ(AVP)は、買収報道が流れたことで急騰し、一時売買停止となったが、売買再開後は上げ幅を縮めた。一方で、ハンバーガーチェーンのシェイク・シャック(SHAK)は決算内容が市場予想を上回り大きく上昇したものの、引けにかけて売りに押された。百貨店のコールズ(KSS)は、軟調な決算内容が嫌気され下落。
オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)は、同社から分離する傘下の電子決済サービス会社ペイパルの上場先がナスダック市場になると明らかにした。イーベイによるペイパルのスピンオフは今年7-9月期が予定されている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は119円20銭、ECB総裁がQE完全実施の方針を再確認
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円95銭まで下落後、119円34銭まで反発し、119円20銭で引けた。予想を下振れた米国の4月生産者物価指数(PPI)を受けて、債券利回りの低下に伴いドル売りが優勢となった。その後、先週分新規失業保険申請件数の予想外の減少を好感したドル買いや、オプション絡みのドル買いに下値が支えられた。低調な米30年債入札を受けて利回りが下げ止まったため、ドルのショートカバーも優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1436ドルから1.1344ドルまで下落し、1.1408ドルで引けた。ドラギECB総裁が、量的緩和(QE)プログラムを当初の計画通り完全実施する方針であることを再確認したため、ユーロ売りが再燃。ユーロ・円は136円27銭から135円32銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.5813ドルから1.5742ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9086フランから0.9169フランまで上昇した。
■NY原油:続落で59.88ドル、製油所稼働率低下による需要後退思惑で売り続く
NY原油は続落(NYMEX原油6月限終値:59.88↓0.62)。一時60.84ドルまで上昇した後、59.36ドルまで下落した。「ペルシャ湾でイランの船舶が、シンガポール国旗を付けた貨物船に向けて発砲(警告射撃の見方)」との一部報道が伝えられた辺りで、供給不安から一時買いが強まったとみられる。
しかし、その後は、前日発表の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、製油所稼働率が前回から1.80%低下したことを受け、需要後退の思惑が継続。また、引き続き世界的な供給過剰感も根強いことから、売りが勝る展開になったもよう。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 16.52ドル +0.050ドル(+0.30%)
モルガン・スタンレー(MS) 38.14ドル +0.360ドル(+0.95%)
ゴールドマン・サックス(GS)202.62ドル +1.19ドル(+0.59%)
インテル(INTC) 32.97ドル +0.330ドル(+1.01%)
アップル(AAPL) 128.95ドル +2.94ドル(+2.33%)
グーグル(GOOG) 538.40ドル +8.78ドル(+1.66%)
フェイスブック(FB) 81.37ドル +2.93ドル(+3.74%)
キャタピラー(CAT) 88.74ドル +0.300ドル(+0.34%)
アルコア(AA) 13.64ドル +0.010ドル(+0.07%)
ウォルマート(WMT) 78.72ドル +0.560ドル(+0.72%)
スプリント(S) 4.74ドル +0.070ドル(+1.50%)
<NO>
NYダウ ナスダック
終値 :18252.24 終値 :5050.80
前日比:+191.75 前日比:+69.10
始値 :18062.49 始値 :5016.68
高値 :18255.21 高値 :5051.72
安値 :18062.49 安値 :4999.66
14日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は191.75ドル高の18252.24、ナスダックは69.10ポイント高の5050.80で取引を終了した。欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の金融緩和策の継続に関する発言を好感し、欧州株が全面高となったことで買いが先行。4月生産者物価指数が市場予想に反して低下したほか、週間新規失業保険申請件数が市場予想より減少したことも好感され、終日堅調推移となった。大型株で構成されるS&P500指数は最高値を更新。セクター別では、ソフトウェア・サービスやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で小売や自動車・自動車部品が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は、UBSによる目標株価引き上げを受け上昇。化粧品のエイボン・プロダクツ(AVP)は、買収報道が流れたことで急騰し、一時売買停止となったが、売買再開後は上げ幅を縮めた。一方で、ハンバーガーチェーンのシェイク・シャック(SHAK)は決算内容が市場予想を上回り大きく上昇したものの、引けにかけて売りに押された。百貨店のコールズ(KSS)は、軟調な決算内容が嫌気され下落。
オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)は、同社から分離する傘下の電子決済サービス会社ペイパルの上場先がナスダック市場になると明らかにした。イーベイによるペイパルのスピンオフは今年7-9月期が予定されている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は119円20銭、ECB総裁がQE完全実施の方針を再確認
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円95銭まで下落後、119円34銭まで反発し、119円20銭で引けた。予想を下振れた米国の4月生産者物価指数(PPI)を受けて、債券利回りの低下に伴いドル売りが優勢となった。その後、先週分新規失業保険申請件数の予想外の減少を好感したドル買いや、オプション絡みのドル買いに下値が支えられた。低調な米30年債入札を受けて利回りが下げ止まったため、ドルのショートカバーも優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1436ドルから1.1344ドルまで下落し、1.1408ドルで引けた。ドラギECB総裁が、量的緩和(QE)プログラムを当初の計画通り完全実施する方針であることを再確認したため、ユーロ売りが再燃。ユーロ・円は136円27銭から135円32銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.5813ドルから1.5742ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9086フランから0.9169フランまで上昇した。
■NY原油:続落で59.88ドル、製油所稼働率低下による需要後退思惑で売り続く
NY原油は続落(NYMEX原油6月限終値:59.88↓0.62)。一時60.84ドルまで上昇した後、59.36ドルまで下落した。「ペルシャ湾でイランの船舶が、シンガポール国旗を付けた貨物船に向けて発砲(警告射撃の見方)」との一部報道が伝えられた辺りで、供給不安から一時買いが強まったとみられる。
しかし、その後は、前日発表の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、製油所稼働率が前回から1.80%低下したことを受け、需要後退の思惑が継続。また、引き続き世界的な供給過剰感も根強いことから、売りが勝る展開になったもよう。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 16.52ドル +0.050ドル(+0.30%)
モルガン・スタンレー(MS) 38.14ドル +0.360ドル(+0.95%)
ゴールドマン・サックス(GS)202.62ドル +1.19ドル(+0.59%)
インテル(INTC) 32.97ドル +0.330ドル(+1.01%)
アップル(AAPL) 128.95ドル +2.94ドル(+2.33%)
グーグル(GOOG) 538.40ドル +8.78ドル(+1.66%)
フェイスブック(FB) 81.37ドル +2.93ドル(+3.74%)
キャタピラー(CAT) 88.74ドル +0.300ドル(+0.34%)
アルコア(AA) 13.64ドル +0.010ドル(+0.07%)
ウォルマート(WMT) 78.72ドル +0.560ドル(+0.72%)
スプリント(S) 4.74ドル +0.070ドル(+1.50%)
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