今日の為替市場ポイント:1-3月期米GDP改定値発表を控えてドル買い抑制も
[15/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日のドル・円相場は、東京市場では123円50銭から124円30銭で堅調推移。欧米市場でドルは一時124円46銭まで買われたが、123円62銭まで反落し、123円95銭で取引を終えた。
本日29日のドル・円は124円前後で推移か。1-3月期米国内総生産(GDP)改定値や主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(最終日)の結果を見極める必要があることから、リスク選好的なドル買いはやや抑制される可能性がある。
28日のG7財務相・中央銀行総裁会議では為替について議論しなかった。ただし、麻生財務相は「足元の円安、この数日間は荒い動き」、「市場の動き注意深く監視していきたい」と発言したことでリスク選好的なドル買いは一服した。
また、ルー米財務長官は「競争目的で為替レートを目標にするのではなく、G7とG20が決めた為替レートに関するコミットメントを各国が尊重することが重要」の認識を示した。
市場関係者の間で日米は円安進行を容認しているのではないか?との見方が広がっていたようだが、麻生財務相が急激な円安について懸念を示したことから、1ドル=125円突破を狙った投機的なドル買いはやや縮小するとの声が聞かれている。29日発表の1-3月期米GDP改定値が予想を下回った場合、利益確定を狙ったドル売りが増える可能性がある。
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