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新興市場見通し:しっかりか、引き続き需給良好で出遅れ銘柄物色が活発

注目トピックス 市況・概況

先週の新興市場は、週前半にギリシャ支援協議の進展期待から日経平均が大きく上昇し、2000年のITバブル時に付けた高値を更新するなか、投資家心理の改善で堅調に推移した。ただ、同国支援に向けた交渉がなお難航していることで、週後半にかけて市場の警戒感が強まり、上げ幅を縮小する展開となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.6%であったのに対して、マザーズ指数は+1.4%、日経ジャスダック平均は+1.3%だった。マザーズ指数は6/24に一時1035.27ptまで上昇する場面があった。

個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>が週間で0.7%高、サイバーダイン<7779>が同7.9%高となった。サイバーダインは、政府の「日本再興戦略」改訂版で柱の1つとしてロボット活用が盛り込まれることを背景に、出直り基調を強めている。一方、ITbook<3742>が同13.6%安、そーせいグループ<4565>が同8.5%安、FFRI<3692>が同2.1%安と、これまでマザーズ指数のけん引役となっていた主力銘柄は上げ一服となっている。ジャスダック主力では、ガンホー<3765>が同3.2%高、クルーズ<2138>が同8.3%高と堅調な一方、日本マイクロニクス<6871>が同18.9%安と大幅下落。二次電池の共同開発体制の見直しについてリリースを公表し、懸念が強まっている。また、中小型株への物色シフトが鮮明となっており、日本ラッド<4736>、トランスジェニック<2342>、エンバイオ・HD<6092>、カルナバイオサイエンス<4572>などの上昇が目立った。IPOでは5社が新規上場した。足元のIPO人気に加え、セカンダリーでの上昇期待の高まりにより短期の値幅取り狙いの初値買い参加者が増加したことなどから、東証1部・名証1部上場のメニコン<7780>が公開価格を73.5%上回る初値を付けるなどいずれも堅調なスタートとなった。ただ、比較的穏当な初値形成となった中村超硬<6166>を除けば、セカンダリーでの株価推移は軟調となっている。

今週の新興市場は、しっかりした展開となることが想定される。マザーズ指数はここまでの上昇ピッチが速かった分、直近2営業日の下落率は他市場と比べ大きかったが、前週末には下げ渋る動きも見せている。個人投資家の需給は引き続き良好で、中小型株の循環物色の流れが続くだろう。

日経平均が高値を更新してきたことや、新興市場でも主力銘柄が上げ一服となっていることから、調整が続いていた銘柄や、出遅れ感のある中小型株への物色が活発となっている。特に、株価が初値水準を下回って推移している直近IPO銘柄や、しばらく物色テーマとして盛り上がりを欠いていたTPP(環太平洋経済連携協定)関連などに関心が向かっており、なお見直し余地のあるHamee<3134>、リンクバル<6046>や、「肉食」「農業」関連銘柄などに注目したい。なお、今週は6/30にUSEN<4842>、7/1にケイティケイ<3035>、7/3にデザインワン・ジャパン<6048>などが決算発表を予定している。

IPO関連では、6/29にナガオカ<6239>がジャスダックへ新規上場する。事業環境への警戒感が強いようだが、公開規模が小さく堅調な初値形成が見込まれる。なお、先週はデクセリアルズ<4980>(7/29、東証1部または2部)、イトクロ<6049>(7/30、マザーズ)の新規上場が発表されており、7月IPO案件は計6社となった。



<TN>

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