豪ドル週間見通し:貿易収支が改善でも成長鈍化の可能性が残る
[15/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■対円レートは弱含み、中国株の大幅下落などが嫌気される
先週の豪ドル・円は弱含み。中国株の大幅下落やギリシャの債務懸念が嫌気された。中国経済の先行きに対する不安が広がり、豪経済への影響が懸念されたことで週後半はリスク回避的な豪ドル売りが優勢となった。取引レンジは94円56銭-96円20銭。
■もみあいか、貿易収支改善でも成長鈍化の可能性残る
今週の豪ドル・円はもみあいか。ギリシャ債務問題に対する強い警戒感は残されており、リスク選好的な豪ドル買いは抑制される見込み。7月2日に発表される5月貿易収支は4月との比較で赤字幅は縮小する見込みだが、貿易収支が多少改善しても、成長鈍化の可能性は残されている。投資家の間で豪ドル買いがただちに強まる状況ではないとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・7月2日:5月貿易収支(予想:-22.5億豪ドル、4月:-38.88億豪ドル)
・7月3日:5月小売売上高(前月比予想:+0.5%、4月:0.0%)
予想レンジ:93円50銭-96円50銭
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