今日の為替市場ポイント:目先的にはリスク回避的な円買い継続
[15/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
26日のドル・円相場は、東京市場では123円23銭から123円66銭で推移。欧米市場でドルは一時123円99銭まで上昇し、123円87銭で取引を終えた。
本日29日のドル・円は主に122円台で推移か。ギリシャに対する金融支援は6月30日で終了する。同国が債務不履行に陥る可能性が高まっていることから、目先的にはリスク回避的な円買いが継続する見込み。
報道によると、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、ギリシャとIMFや欧州連合(EU)など債権団との金融支援協議に対する失望を表明した。ただし、ギリシャとの交渉は続けるとの意向を示した。
29日早朝のアジア市場では、ギリシャの債務不履行やユーロ圏からの離脱などを警戒してユーロ売りが急速に進んでいるが、ストップロスやポジション調整的なユーロ売りが多いとの声が聞かれている。ただし、世界各国の金融市場が著しく混乱するとの見方は少ないようだ。トゥスク欧州連合(EU)大統領は28日、ギリシャはユーロ圏の一員であり続けなければならないと表明しており、ギリシャの離脱回避に向けて域内各国の首脳と連絡をとっていると述べている。
<SY>










SEO関連




