NY原油先物週間見通し:やや弱含みを予想、イランによる原油輸出増大観測で
[15/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY原油先物
安値:58.76ドル
高値:61.57ドル
終値:59.63ドル
前週末比(騰落率):-0.57%
■やや弱含み、イラン等からの原油供給増大観測
NY原油先物はやや弱含みに推移した。サウジアラビアが原油増産を示唆していること、経済封鎖が解除された後のイランによる原油輸出増加観測などからやや弱含みに推移した。米国の石油精製設備の稼働率が上昇し、石油掘削装置の減少傾向が止まり、米国の原油生産量が増加傾向にあることも売り要因となった。
■やや弱含みを予想、イランによる原油輸出増大観測で
想定レンジ:57.00〜62.00ドル
NY原油先物はやや弱含みに推移すると予想する。30日に予定されているイランの核開発協議で経済封鎖が解除された場合、イランは原油輸出を拡大させる意向を示しており、原油供給過剰観測が高まることで弱含みに推移する見通し。米国の石油掘削装置の減少傾向が止まり、原油増産傾向にあることも売り要因となる。
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