米経済指標が利上げを後押し、資源株に関心
[15/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
『米株式市場』
30日のNY市場はまちまち。主要企業決算に冴えない内容が相次いだことで朝方は売りが先行。4-6月期GDP速報値の回復や週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことで年内の利上げ観測が強まったことも嫌気されたが、その後は緩やかに下げ幅を縮小する展開となった。ダウ平均は5.41ドル安の17745.98、ナスダックは17.05ポイント高の5128.79。
グローベックスの米株先物は小動きに推移しているほか、欧州市場もまちまちであり、週末要因もあってこう着感の強い相場展開になりそうだ。また、経済指標ではシカゴ購買部協会景気指数(7月)、ミシガン大学消費者マインド指数確定値(7月)が予定されている。予想は前月から改善が見込まれているため、利上げ観測への思惑につながる可能性はありそう。
一方で、決算ではエクソンモービルのほか、アルセロール・ミタル、エアバス・グループなどが予定されている。原油先物相場など市況悪化や中国の景気鈍化懸念などから、資源株の決算には関心が集まりやすい。NYダウは引き続き25日線を上値抵抗としたこう着になりそうだ。
<TY>
30日のNY市場はまちまち。主要企業決算に冴えない内容が相次いだことで朝方は売りが先行。4-6月期GDP速報値の回復や週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことで年内の利上げ観測が強まったことも嫌気されたが、その後は緩やかに下げ幅を縮小する展開となった。ダウ平均は5.41ドル安の17745.98、ナスダックは17.05ポイント高の5128.79。
グローベックスの米株先物は小動きに推移しているほか、欧州市場もまちまちであり、週末要因もあってこう着感の強い相場展開になりそうだ。また、経済指標ではシカゴ購買部協会景気指数(7月)、ミシガン大学消費者マインド指数確定値(7月)が予定されている。予想は前月から改善が見込まれているため、利上げ観測への思惑につながる可能性はありそう。
一方で、決算ではエクソンモービルのほか、アルセロール・ミタル、エアバス・グループなどが予定されている。原油先物相場など市況悪化や中国の景気鈍化懸念などから、資源株の決算には関心が集まりやすい。NYダウは引き続き25日線を上値抵抗としたこう着になりそうだ。
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