決算見極め、経済指標上振れで利上げ期待も
[15/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
『米株式市場』
29日のNY市場は下落。7-9月期GDP速報値が4-6月期比で減速したことが嫌気された。ダウ平均は23.72ドル安の17755.80、ナスダックは21.42ポイント安の5074.27。
引き続き決算発表が本格化しており、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。原油価格の下落からエクソンモービルの決算については慎重な見方となろうが、予想を大きく下回るようだと、改めて嫌気されやすいだろう。
また、経済指標では雇用コスト指数(7-9月)、個人所得(9月)、個人消費支出(9月)、個人消費支出(PCE)価格コア指数(9月)、シカゴ購買部協会景気指数(10月)、ミシガン大学消費者マインド指数確定値(10月)が予定されている。コンセンサスはいずれも前月から改善を見込んでおり、これが利上げ観測につながる可能性はありそうだ。その他、サンフランシスコ連銀総裁、カンザスシティー連銀総裁の講演が予定されているため、利上げ実施に関する発言等が市場の変動要因になりやすい。
<TY>
29日のNY市場は下落。7-9月期GDP速報値が4-6月期比で減速したことが嫌気された。ダウ平均は23.72ドル安の17755.80、ナスダックは21.42ポイント安の5074.27。
引き続き決算発表が本格化しており、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。原油価格の下落からエクソンモービルの決算については慎重な見方となろうが、予想を大きく下回るようだと、改めて嫌気されやすいだろう。
また、経済指標では雇用コスト指数(7-9月)、個人所得(9月)、個人消費支出(9月)、個人消費支出(PCE)価格コア指数(9月)、シカゴ購買部協会景気指数(10月)、ミシガン大学消費者マインド指数確定値(10月)が予定されている。コンセンサスはいずれも前月から改善を見込んでおり、これが利上げ観測につながる可能性はありそうだ。その他、サンフランシスコ連銀総裁、カンザスシティー連銀総裁の講演が予定されているため、利上げ実施に関する発言等が市場の変動要因になりやすい。
<TY>