NY為替:ユーロ上昇、ECB金融政策据え置き、追加緩和は協議せず
[16/04/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
外為市場では、欧州中央銀行(ECB)が金融政策を現行で据え置き、追加緩和を協議しなかったことが伝わるとユーロのショートカバーが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1328ドルから1.1398ドルまで上昇。ユーロ・円は、一時、124円96銭まで上昇し7日来の高値を更新した。
ドラギ総裁は会合後の会見で、世界経済への不透明感などから成長の見通しは引き続き下方だと指摘、今後数か月インフレがマイナスに落ち込む可能性を示唆した。また、インフレ、回復を支持するため必要である限り量的緩和を継続する方針。
消費や投資に加え、欧州中央銀行の政策で成長は緩やかで、安定しているとECBの緩和策を擁護した。また、金融状況のひっ迫が浮上した場合、見通しを変える可能性があり、その際は、「責務内ですべての手段を用い行動する準備がある」と断固とした方針を繰り返した。ただ、大規模な緩和を決定した3月会合後、今会合では追加緩和を協議をしなかったことを明らかにし、措置は機能しており、効力を発揮するには「時間が必要」との見方を示した。
【金融政策】
・欧州中央銀行(ECB)理事会(主要政策金利0.00%、預金金利‐0.4%、限界貸付金利0.25%に据え置き)資産購入規模も月800億ユーロに据え置き
<KK>
ドラギ総裁は会合後の会見で、世界経済への不透明感などから成長の見通しは引き続き下方だと指摘、今後数か月インフレがマイナスに落ち込む可能性を示唆した。また、インフレ、回復を支持するため必要である限り量的緩和を継続する方針。
消費や投資に加え、欧州中央銀行の政策で成長は緩やかで、安定しているとECBの緩和策を擁護した。また、金融状況のひっ迫が浮上した場合、見通しを変える可能性があり、その際は、「責務内ですべての手段を用い行動する準備がある」と断固とした方針を繰り返した。ただ、大規模な緩和を決定した3月会合後、今会合では追加緩和を協議をしなかったことを明らかにし、措置は機能しており、効力を発揮するには「時間が必要」との見方を示した。
【金融政策】
・欧州中央銀行(ECB)理事会(主要政策金利0.00%、預金金利‐0.4%、限界貸付金利0.25%に据え置き)資産購入規模も月800億ユーロに据え置き
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