今日の為替市場ポイント:ドル・円は109円台で推移か、米国株安などを受けてリスク選好の円売り抑制も
[16/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
21日のドル・円は、東京市場では109円90銭から109円51銭まで下落。欧米市場でドルは一時109円33銭まで反落し、109円46銭で取引を終えた。
本日22日のドル・円は109円台で推移か。米国株安や原油高一服を受けてリスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される見込み。
欧州中央銀行(ECB)は、21日に開いた理事会で金融政策の現状維持を決定した。金利据え置きは予想通り。ECBのドラギ総裁は会見で「利用可能なあらゆる緩和手段を必要な限り続ける」との見解を表明した。また、ECBは6月から起債、流通の両市場で社債購入を開始することを明らかにした。
インフレ見通しについては、ユーロ圏のインフレ率はマイナスになる可能性があると指摘された。ECBは「他の措置と社債購入の組み合わせによりユーロ圏のインフレ率は2%をやや下回る水準に戻るだろう」との見方を示したが、市場関係者の間では「金融緩和政策だけでインフレ見通しを引き上げることはできない」との意見が増えている。ユーロ相場については財政政策の活用について議論されていないことから、米国が4月利上げを見送った場合でも対米ドルでユーロは伸び悩むとの声が聞かれている。
<WA>
本日22日のドル・円は109円台で推移か。米国株安や原油高一服を受けてリスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される見込み。
欧州中央銀行(ECB)は、21日に開いた理事会で金融政策の現状維持を決定した。金利据え置きは予想通り。ECBのドラギ総裁は会見で「利用可能なあらゆる緩和手段を必要な限り続ける」との見解を表明した。また、ECBは6月から起債、流通の両市場で社債購入を開始することを明らかにした。
インフレ見通しについては、ユーロ圏のインフレ率はマイナスになる可能性があると指摘された。ECBは「他の措置と社債購入の組み合わせによりユーロ圏のインフレ率は2%をやや下回る水準に戻るだろう」との見方を示したが、市場関係者の間では「金融緩和政策だけでインフレ見通しを引き上げることはできない」との意見が増えている。ユーロ相場については財政政策の活用について議論されていないことから、米国が4月利上げを見送った場合でも対米ドルでユーロは伸び悩むとの声が聞かれている。
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