【市場反応】米3月コアPCE価格指数/Q1ECIなど、ドル売り
[16/04/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
外為市場ではインフレ関連指標の低下を受けてドル売りが優勢となった。ドル・円は107円36銭から107円15銭へ下落。ユーロ・ドルは1.1397ドルから1.1432ドルへ上昇した。
米国商務省が発表した3月個人所得は前月比+0.4%と、2月+0.1%から伸びが拡大し市場予想+0.3%を上回った。一方、個人消費支出(PCE)は前月比+0.1%と、予想外に2月+0.2%から伸びが鈍化した。
連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ指標として注目しているコアPCE価格指数は前年比+1.6%と、予想通り2月+1.7%から低下。FOMCはこの指数が2%に向けて上昇することを目標としている。
同時刻に米労働省が発表した1-3月期雇用コスト指数(ECI)は前期比+0.6%と、市場予想通り10-12月期+0.5%から伸びが拡大。ただ、10−12月期は+0.6%から+0.5%へ下方修正された。
【経済指標】
・米・3月コアPCE価格指数:前年比+1.6%(予想:+1.6%、2月:+1.7%)
・米・3月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.3%、2月:+0.1%←+0.2%)
・米・3月個人消費支出(PCE):前月比+0.1%(予想:+0.2%、2月:+0.2%←+0.1%)
・米・1-3月期雇用コスト指数:前期比+0.6%(予想:+0.6%、10-12月期:+0.5%←+0.6%)
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米国商務省が発表した3月個人所得は前月比+0.4%と、2月+0.1%から伸びが拡大し市場予想+0.3%を上回った。一方、個人消費支出(PCE)は前月比+0.1%と、予想外に2月+0.2%から伸びが鈍化した。
連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ指標として注目しているコアPCE価格指数は前年比+1.6%と、予想通り2月+1.7%から低下。FOMCはこの指数が2%に向けて上昇することを目標としている。
同時刻に米労働省が発表した1-3月期雇用コスト指数(ECI)は前期比+0.6%と、市場予想通り10-12月期+0.5%から伸びが拡大。ただ、10−12月期は+0.6%から+0.5%へ下方修正された。
【経済指標】
・米・3月コアPCE価格指数:前年比+1.6%(予想:+1.6%、2月:+1.7%)
・米・3月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.3%、2月:+0.1%←+0.2%)
・米・3月個人消費支出(PCE):前月比+0.1%(予想:+0.2%、2月:+0.2%←+0.1%)
・米・1-3月期雇用コスト指数:前期比+0.6%(予想:+0.6%、10-12月期:+0.5%←+0.6%)
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