ユーロ週間見通し:もみあいか、ドラギ総裁の発言内容が手掛かり材料に
[16/05/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■弱含み、米6月利上げの可能性高まる
先週のユーロ・ドルは弱含み。ギリシャ債務問題に対する懸念はひとまず後退したが、ユーロ圏の金利先安観は残された。また、米6月利上げの可能性はやや高まったことでユーロ売りは継続。英国の欧州連合(EU)からの離脱懸念もユーロ反発を抑える一因となった。取引レンジ:1.1111ドル-1.1243ドル。
■上値は重いままか、米6月利上げ期待で売り継続
今週のユーロ・ドルは上値の重い状態が続くことになりそうだ。米6月利上げ観測が高まっていることから、ユーロ売り・ドル買い基調は続きそうだ。6月2日の欧州中央銀行(ECB)理事会では金融政策の現状維持が決まる公算だが、今後の金融政策について緩和的な方針が示されなかった場合、ユーロ買いがやや強まる可能性がある。
予想レンジ:1.1000ドル-1.1200ドル
■弱含み、ユーロ圏の金利先安観は後退せず
先週のユーロは弱含み。米ドル・円相場はやや円安方向に振れたが、投資家のユーロ売り・米ドル買いは継続し、ユーロの対円レートは一時122円台前半まで下落する展開となった。ユーロ圏の金利先安観は後退していないことやギリシャ債務問題の抜本的な解決は先送りされたことも対円レートの反発を抑える一因となった。取引レンジ:122円22銭-123円64銭。
■もみあいか、ドラギ総裁の発言内容が手掛かり材料に
今週のユーロ・円はもみあいか。6月2日の欧州中央銀行(ECB)理事会では金融政策の現状維持が予想されており、市場参加者はドラギECB総裁の記者会見を注目している。ドラギ総裁が追加金融緩和の必要性に言及した場合、ユーロ売りに振れる見通し。ただし、一段の緩和に否定的な見解が示された場合、ユーロ買いが強まる展開もあり得る。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・5月31日:4月失業率(予想:10.2%、3月:10.2%)
・5月31日:5月消費者物価コア指数(前年比予想:+0.7%、4月:+0.7%)
・6月2日:欧州中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想)
予想レンジ:121円00銭-124円00銭
<FA>
先週のユーロ・ドルは弱含み。ギリシャ債務問題に対する懸念はひとまず後退したが、ユーロ圏の金利先安観は残された。また、米6月利上げの可能性はやや高まったことでユーロ売りは継続。英国の欧州連合(EU)からの離脱懸念もユーロ反発を抑える一因となった。取引レンジ:1.1111ドル-1.1243ドル。
■上値は重いままか、米6月利上げ期待で売り継続
今週のユーロ・ドルは上値の重い状態が続くことになりそうだ。米6月利上げ観測が高まっていることから、ユーロ売り・ドル買い基調は続きそうだ。6月2日の欧州中央銀行(ECB)理事会では金融政策の現状維持が決まる公算だが、今後の金融政策について緩和的な方針が示されなかった場合、ユーロ買いがやや強まる可能性がある。
予想レンジ:1.1000ドル-1.1200ドル
■弱含み、ユーロ圏の金利先安観は後退せず
先週のユーロは弱含み。米ドル・円相場はやや円安方向に振れたが、投資家のユーロ売り・米ドル買いは継続し、ユーロの対円レートは一時122円台前半まで下落する展開となった。ユーロ圏の金利先安観は後退していないことやギリシャ債務問題の抜本的な解決は先送りされたことも対円レートの反発を抑える一因となった。取引レンジ:122円22銭-123円64銭。
■もみあいか、ドラギ総裁の発言内容が手掛かり材料に
今週のユーロ・円はもみあいか。6月2日の欧州中央銀行(ECB)理事会では金融政策の現状維持が予想されており、市場参加者はドラギECB総裁の記者会見を注目している。ドラギ総裁が追加金融緩和の必要性に言及した場合、ユーロ売りに振れる見通し。ただし、一段の緩和に否定的な見解が示された場合、ユーロ買いが強まる展開もあり得る。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・5月31日:4月失業率(予想:10.2%、3月:10.2%)
・5月31日:5月消費者物価コア指数(前年比予想:+0.7%、4月:+0.7%)
・6月2日:欧州中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想)
予想レンジ:121円00銭-124円00銭
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