NY原油先物週間見通し:こう着か、OPEC総会不調なら調整強まる可能性
[16/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY原油先物
安値:47.40ドル
高値:50.21ドル
終値:49.33ドル
前週末比(騰落率):1.90%
■上昇、在庫減少で約7ヶ月ぶりに50ドルつける
上昇。カナダの山火事やナイジェリアの政情不安のほか、米エネルギー情報局が発表した原油の在庫が予想より大幅に減ったことを受けて、26日には約7ヶ月ぶりに一時、1バレル50ドル台をつける場面をみせた。週末にかけては、カナダのエネルギー会社が生産再開の準備を進めていることから利益確定の動きとなった。
■こう着か、OPEC総会不調なら調整強まる可能性
想定レンジ:47.00〜51.00ドル
こう着か。石油輸出国機構(OPEC)総会が2日に予定されている。加盟国が生産調整でまとまるのは難しいとみられており、減産合意につながると見る向きは少ないだろう。足元で節目の50ドルを回復していることもあり、織り込まれているとはいえ、不調となれば一気に調整が強まる可能性もありそうだ。
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