東京為替:ドル一時103円台を回復、日本株の堅調地合い継続で
[16/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
31日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い値動きとなり、一時103円台を回復した。日経平均株価の堅調地合いを反映した値動き。ドル・円は102円90銭台で寄り付いた後、日経平均が堅調となったことで一時103円23
銭まで値を切り上げた。その後、日経平均は伸び悩み、具体的なドル買い材料が提供されなかったため再び102円台後半での推移となった。
ただ、ランチタイムの日経平均先物は堅調を維持しているほか、テクニカル面でも買いシグナルが示されており、日経平均が後場もプラス圏推移を継続すれば、ドルは103付近から大きく下げる展開は想定しにくい。
なお、日銀の布野審議委員は講演で「物価2%に達する時期は17年度中も不確実性が大きい」などと述べたが、為替の値動きへの影響は限定的だったようだ。
ここまでドル・円は102円86銭から103円23銭、ユーロ・円は114円69銭から114円97銭、ユーロ・ドルは1.1136ドルから1.1160ドルで推移した。
【要人発言】
・布野日銀審議委員
「物価2%達する時期は17年度中も、不確実性が大きい」
「3次元の緩和手段を全て動員してしっかり緩和を推進」
「景気は基調として緩やかに拡大していく」
「景気は基調としては緩やかな回復を続けている」
【経済指標】
・7月鉱工業生産指数速報値:前月比0.0%(予想:+0.8%、6月:+2.3%)
<MK>
銭まで値を切り上げた。その後、日経平均は伸び悩み、具体的なドル買い材料が提供されなかったため再び102円台後半での推移となった。
ただ、ランチタイムの日経平均先物は堅調を維持しているほか、テクニカル面でも買いシグナルが示されており、日経平均が後場もプラス圏推移を継続すれば、ドルは103付近から大きく下げる展開は想定しにくい。
なお、日銀の布野審議委員は講演で「物価2%に達する時期は17年度中も不確実性が大きい」などと述べたが、為替の値動きへの影響は限定的だったようだ。
ここまでドル・円は102円86銭から103円23銭、ユーロ・円は114円69銭から114円97銭、ユーロ・ドルは1.1136ドルから1.1160ドルで推移した。
【要人発言】
・布野日銀審議委員
「物価2%達する時期は17年度中も、不確実性が大きい」
「3次元の緩和手段を全て動員してしっかり緩和を推進」
「景気は基調として緩やかに拡大していく」
「景気は基調としては緩やかな回復を続けている」
【経済指標】
・7月鉱工業生産指数速報値:前月比0.0%(予想:+0.8%、6月:+2.3%)
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