日経平均テクニカル:レンジ下限での攻防、売り仕掛けに注意
[16/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
大幅反落。マドを空けての下落となり、前日の上昇部分を帳消しにしている。結果的には25日線に上値を抑えられる格好となり、再び5日線を下回っている。もっとも、これまでのボックスレンジの下限レベルでの推移であり、寄付き後はレンジ下限レベルでのこう着が続いた。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジでの推移。一目均衡表では転換線および雲上限を割り込んできており、雲の中での推移となった。価格帯別出来高では、商いの膨れている16600-16700円処に跳ね返されている。ボックスレンジのため、方向性が掴みづらいところであるが、MACDは下降するシグナルを3度もトライしつつ、突破できない状況である。こう着ながらも緩やかな調整が継続しやすい。13週、26週線はゴールデンクロスではあるが、13週線が抵抗に変わる可能性も出てきている。レンジ下限割れを仕掛けてくる動きには、注意しておきたいところである。
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