明日は実質2017年相場入り、年初安警戒も押し目は拾いたいところ【クロージング】
[16/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
27日の日経平均は4日ぶり反発。6.42円高の19403.06円(出来高概算17億4000万株)と、4営業日ぶりに反発して取引を終えた。市場参加者が限られるなか、円相場が1ドル117円前半で推移していることもあり、やや売りが先行。しかし、寄付き直後につけた19352.06円を安値に、その後は19400円を挟んでの推移となった。
東証1部の値下がり数が過半数を占めたが、足元で調整をみせていたメガバンクなど金融株が上昇したほか、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>など値がさの一角が上昇するなど、インデックスに絡んだ買いが日経平均を下支えしている。大引け間際まで前日終値を挟んでの攻防をみせていたが、辛うじてプラス圏で終えた。
本日が受け渡しベースで年内最終となり、28日からは2017年相場入りとなる。個人の節税対策売りも通過し、ディーラー等も動きやすくなるほか、海外勢も祝日明けで帰ってくることから、押し目買い意欲は強まりそうである。一部では今年の年初のように、年明け後の調整を警戒する声も聞かれている。2016年は英国のブレグジット、米大統領選での予想が裏切られる波乱の年だった。
とはいえ、トランプ政権への期待が高まるなか、海外勢の買い越し基調によって日経平均は年初来高値を更新し、2万円の大台に迫っている。足元で高止まりが続いているが、11月からの海外勢の買い越し基調が継続しているなか、現在の需給状況に変化がみられるまでは、トレンドに逆らう必要はないだろう。商いは盛り上がりに欠ける可能性は高そうだが、押し目は拾いたいところである。
<AK>
東証1部の値下がり数が過半数を占めたが、足元で調整をみせていたメガバンクなど金融株が上昇したほか、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>など値がさの一角が上昇するなど、インデックスに絡んだ買いが日経平均を下支えしている。大引け間際まで前日終値を挟んでの攻防をみせていたが、辛うじてプラス圏で終えた。
本日が受け渡しベースで年内最終となり、28日からは2017年相場入りとなる。個人の節税対策売りも通過し、ディーラー等も動きやすくなるほか、海外勢も祝日明けで帰ってくることから、押し目買い意欲は強まりそうである。一部では今年の年初のように、年明け後の調整を警戒する声も聞かれている。2016年は英国のブレグジット、米大統領選での予想が裏切られる波乱の年だった。
とはいえ、トランプ政権への期待が高まるなか、海外勢の買い越し基調によって日経平均は年初来高値を更新し、2万円の大台に迫っている。足元で高止まりが続いているが、11月からの海外勢の買い越し基調が継続しているなか、現在の需給状況に変化がみられるまでは、トレンドに逆らう必要はないだろう。商いは盛り上がりに欠ける可能性は高そうだが、押し目は拾いたいところである。
<AK>









SEO関連




