今週の【JASDAQ市場】8月14日〜18日『週初に25日線割り込むも、徐々に値を戻す展開』
[17/08/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【続落、ヒーハイストなど好業績銘柄には物色向かう】14日(月)
■概況■3285.61、-20.93
14日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続落、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが反落となった。値上がり数は175、値下がり数は477、変わらずは52。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。その後はじりじりと下げ幅を縮める展開で、本日の高値水準まで値を戻して取引を終えている。なお、本日の下落を受けてJASDAQ平均は25日線を明確に割り込んでいる。
◆注目銘柄◆
ヒーハイスト<6433>がストップ高で上昇率トップ。18年3月期の第1四半期の営業利益が前年同期比5.4倍の約1.5億円で着地したことが好感された。北朝鮮情勢の緊迫化を受けて、細谷火工<4274>や重松製作所<7980>など防衛関連銘柄にも引き続き物色が継続。東洋ドライルーブ<4976>は、足元で17年6月期の上方修正を受けて買われていた。10日の大引け後に17年6月期の決算と18年6月期見通しを発表。今期の大幅増益見通しを受けて改めて買われる展開に。
アエリア<3758>は、後場ストップ高まで急伸。第2四半期決算とともに、17年12月期業績予想の上方修正を発表した。第2四半期累計の営業損益は14.80億円の黒字(前年同期は0.29億円の赤字)、通期営業利益見通しは従来の17.00億円から35.00億円へと引き上げた。スマートフォン向けゲーム「A3!」の売上急拡大が寄与している。その他、グリムス<3150>、小田原エンジニアリング<6149>、エヌジェイホールディングス<9421>、オールアバウト<2454>などが上昇率上位にランクイン。
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【反発、オンキヨーに関心向かう】15日(火)
■概況■3300.11、+14.5
15日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って反発となった。値上がり数は450、値下がり数は188、変わらずは63。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。前場には上げ幅を縮める場面も見られたものの、終日堅調な値動きとなり、きょうの高値で取引を終えている。
◆注目銘柄◆
オンキヨー<6628>が上昇率トップ。スマホと車を連携させ、スマホアプリの車載ディスプレイでの操作を可能とするスマートデバイスリンク(SDL)を管理する非営利団体「スマートデバイスリンクコンソーシアム」に加盟したと発表し関心を集めた。
JHD<2721>は、17年12月期第2四半期の決算を発表。営業利益は前年同期比4.6倍の0.61億円で着地した。不動産事業で売上、利益が急伸した。また、「継続企業の前提に関する重要事象等」及び「継続企業の前提に関する注記」に関する記載をいずれも解消したことも支援材料に。
東洋ドライルーブ<4976>は、18年6月期の大幅増益見通しが引き続き評価される。フェローテク<6890>は、18年3月期第1四半期の決算発表とともに、18年3月期の上期及び通期業績予想を上方修正、いずれも市場予想を上回る内容で好感された。なお、第1四半期の営業利益は前年同期比38.5%増の22.68億円で着地、通期見通しは72.00億円から82.00億円へと引き上げた。
その他、アイフリーク<3845>、NF回路<6864>、エヌジェイホールディングス<9421>、小田原エンジニアリング<6149>などが上昇率上位にランクイン。
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【続伸、JHDが上昇率トップ】16日(水)
■概況■3316.80、+16.69
16日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って続伸となった。値上がり数は409、値下がり数は215、変わらずは73。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり、本日の高値圏で取引を終えている。
◆注目銘柄◆
JHD<2721>がストップ高で上昇率トップ。引き続き17年12月期第2四半期の決算、「継続企業の前提に関する重要事象等」及び「継続企業の前提に関する注記」に関する記載解消を評価する動きに。デジタルアドベンチャー<4772>は、短期資金の関心向かう。UTグループ<2146>は大幅続伸。8月8日に発表された18年3月期の第1四半期決算を受け、複数の証券会社で目標株価引き上げの動きが観測されたことが材料視されたようだ。
東和フード<3329>は、第1四半期の業績観測が好感され、一時2400円まで上昇して上場来高値(株式分割考慮後)を更新。アエリア<3758>などゲーム株などにも資金流入が見られた。その他、スパンクリート<5277>、nms<2162>、ヒーハイスト<6433>、SANTEC<6777
>などが上昇率上位にランクイン。
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【続伸、アサカ理研が上昇率トップ】17日(木)
■概況■3340.85、+24.05
17日(木)のJASDAQ市場では、ASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って続伸となった。値上がり数は407、値下がり数は210、変わらずは78。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり、きょうの高値圏で取引を終えている。なお、JASDAQ平均は足元で割り込んでいた25日線を突破してきている。
◆注目銘柄◆
アサカ理研<5724>が上昇率トップ。レアメタル関連として関心を集めたもよう。小田原エンジニアリング<6149>は、EV関連のテーマ性と好需給で上値追いの展開に。日本ラッド<4736>は、産業用コンピュータの分野で世界トップシェアのアドバンテック社とインダストリアルIoT(IIoT)分野におけるソリューションの販売において協業することを発表し、後場に急伸しストップ高まで買われた。
ベクター<2656>は、「侵攻のオトメギアス」のティザーサイト公開の他、「リネージュ2 レボリューション」を巡る思惑などから買いが向かったもよう。また、アエリア<3758>やケイブ<3760>などその他のゲーム関連株への資金流入も継続。
NF回路<6864>は、ストップ高で年初来高値更新。文部科学省が「量子コンピューター」を実用化するため、18年度から10年間に約300億円を投じる方針と一部メディアが報じている。この報道を受けて、微少信号測定器を手がける同社など関連銘柄に物色が向かった。
その他、日本ライトン<2703>、インテリW<4847>、エヌジェイホールディングス<9421>、田中化研<4080>などが上昇率上位にランクイン。
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【反落、日本ラッドに引き続き関心】18日(金)
■概況■3334.51、-6.34
18日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って反落となった。値上がり数は180、値下がり数は436、変わらずは71。トランプ政権に対する懸念再燃の他、スペインで発生したテロ事件を受けて投資家心理が悪化したことで、JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。しかし、売り一巡後は買戻しの動きも見られ、下げ幅を縮小。しかし、週末ということもありその後は狭いレンジ内での推移となった。
◆注目銘柄◆
日本ラッド<4736>がストップ高で上昇率トップ。産業用コンピュータの分野
で世界トップシェアの台湾アドバンテック社とインダストリアルIoT(IIoT)分野におけるソリューションの販売において協業するとの発表が引き続き材料視される。NF回路<6864>は、量子コンピューター関連として関心継続。
政府が19-23年度の次期中期防衛力整備計画(中期防)での防衛関係費の年平均の伸び率について、現中期防(14-18年度)の0.8%を上回ることを認める方向で調整に入ったと一部メディアが報じている。また、日米外務・防衛相協議においては、日本は同盟強化へ自国防衛での役割を拡大する方向が確認されているもようで、細谷火工<4274>など防衛関連銘柄への物色が再燃した。
BBタワー<3776>は、一時237円まで急伸。同社が開設予定の5G(第5世代移動通信システム)データセンターにおいて、イード<6038>と協業を開始すると発表したことが材料視された。その他、ヒーハイスト精工<6433>、UEX<9888>、東洋合成工業<4970>、アトミクス<4625>などが上昇率上位にランクイン。
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<DM>
■概況■3285.61、-20.93
14日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続落、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが反落となった。値上がり数は175、値下がり数は477、変わらずは52。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。その後はじりじりと下げ幅を縮める展開で、本日の高値水準まで値を戻して取引を終えている。なお、本日の下落を受けてJASDAQ平均は25日線を明確に割り込んでいる。
◆注目銘柄◆
ヒーハイスト<6433>がストップ高で上昇率トップ。18年3月期の第1四半期の営業利益が前年同期比5.4倍の約1.5億円で着地したことが好感された。北朝鮮情勢の緊迫化を受けて、細谷火工<4274>や重松製作所<7980>など防衛関連銘柄にも引き続き物色が継続。東洋ドライルーブ<4976>は、足元で17年6月期の上方修正を受けて買われていた。10日の大引け後に17年6月期の決算と18年6月期見通しを発表。今期の大幅増益見通しを受けて改めて買われる展開に。
アエリア<3758>は、後場ストップ高まで急伸。第2四半期決算とともに、17年12月期業績予想の上方修正を発表した。第2四半期累計の営業損益は14.80億円の黒字(前年同期は0.29億円の赤字)、通期営業利益見通しは従来の17.00億円から35.00億円へと引き上げた。スマートフォン向けゲーム「A3!」の売上急拡大が寄与している。その他、グリムス<3150>、小田原エンジニアリング<6149>、エヌジェイホールディングス<9421>、オールアバウト<2454>などが上昇率上位にランクイン。
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【反発、オンキヨーに関心向かう】15日(火)
■概況■3300.11、+14.5
15日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って反発となった。値上がり数は450、値下がり数は188、変わらずは63。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。前場には上げ幅を縮める場面も見られたものの、終日堅調な値動きとなり、きょうの高値で取引を終えている。
◆注目銘柄◆
オンキヨー<6628>が上昇率トップ。スマホと車を連携させ、スマホアプリの車載ディスプレイでの操作を可能とするスマートデバイスリンク(SDL)を管理する非営利団体「スマートデバイスリンクコンソーシアム」に加盟したと発表し関心を集めた。
JHD<2721>は、17年12月期第2四半期の決算を発表。営業利益は前年同期比4.6倍の0.61億円で着地した。不動産事業で売上、利益が急伸した。また、「継続企業の前提に関する重要事象等」及び「継続企業の前提に関する注記」に関する記載をいずれも解消したことも支援材料に。
東洋ドライルーブ<4976>は、18年6月期の大幅増益見通しが引き続き評価される。フェローテク<6890>は、18年3月期第1四半期の決算発表とともに、18年3月期の上期及び通期業績予想を上方修正、いずれも市場予想を上回る内容で好感された。なお、第1四半期の営業利益は前年同期比38.5%増の22.68億円で着地、通期見通しは72.00億円から82.00億円へと引き上げた。
その他、アイフリーク<3845>、NF回路<6864>、エヌジェイホールディングス<9421>、小田原エンジニアリング<6149>などが上昇率上位にランクイン。
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【続伸、JHDが上昇率トップ】16日(水)
■概況■3316.80、+16.69
16日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って続伸となった。値上がり数は409、値下がり数は215、変わらずは73。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり、本日の高値圏で取引を終えている。
◆注目銘柄◆
JHD<2721>がストップ高で上昇率トップ。引き続き17年12月期第2四半期の決算、「継続企業の前提に関する重要事象等」及び「継続企業の前提に関する注記」に関する記載解消を評価する動きに。デジタルアドベンチャー<4772>は、短期資金の関心向かう。UTグループ<2146>は大幅続伸。8月8日に発表された18年3月期の第1四半期決算を受け、複数の証券会社で目標株価引き上げの動きが観測されたことが材料視されたようだ。
東和フード<3329>は、第1四半期の業績観測が好感され、一時2400円まで上昇して上場来高値(株式分割考慮後)を更新。アエリア<3758>などゲーム株などにも資金流入が見られた。その他、スパンクリート<5277>、nms<2162>、ヒーハイスト<6433>、SANTEC<6777
>などが上昇率上位にランクイン。
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【続伸、アサカ理研が上昇率トップ】17日(木)
■概況■3340.85、+24.05
17日(木)のJASDAQ市場では、ASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って続伸となった。値上がり数は407、値下がり数は210、変わらずは78。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり、きょうの高値圏で取引を終えている。なお、JASDAQ平均は足元で割り込んでいた25日線を突破してきている。
◆注目銘柄◆
アサカ理研<5724>が上昇率トップ。レアメタル関連として関心を集めたもよう。小田原エンジニアリング<6149>は、EV関連のテーマ性と好需給で上値追いの展開に。日本ラッド<4736>は、産業用コンピュータの分野で世界トップシェアのアドバンテック社とインダストリアルIoT(IIoT)分野におけるソリューションの販売において協業することを発表し、後場に急伸しストップ高まで買われた。
ベクター<2656>は、「侵攻のオトメギアス」のティザーサイト公開の他、「リネージュ2 レボリューション」を巡る思惑などから買いが向かったもよう。また、アエリア<3758>やケイブ<3760>などその他のゲーム関連株への資金流入も継続。
NF回路<6864>は、ストップ高で年初来高値更新。文部科学省が「量子コンピューター」を実用化するため、18年度から10年間に約300億円を投じる方針と一部メディアが報じている。この報道を受けて、微少信号測定器を手がける同社など関連銘柄に物色が向かった。
その他、日本ライトン<2703>、インテリW<4847>、エヌジェイホールディングス<9421>、田中化研<4080>などが上昇率上位にランクイン。
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【反落、日本ラッドに引き続き関心】18日(金)
■概況■3334.51、-6.34
18日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexが揃って反落となった。値上がり数は180、値下がり数は436、変わらずは71。トランプ政権に対する懸念再燃の他、スペインで発生したテロ事件を受けて投資家心理が悪化したことで、JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。しかし、売り一巡後は買戻しの動きも見られ、下げ幅を縮小。しかし、週末ということもありその後は狭いレンジ内での推移となった。
◆注目銘柄◆
日本ラッド<4736>がストップ高で上昇率トップ。産業用コンピュータの分野
で世界トップシェアの台湾アドバンテック社とインダストリアルIoT(IIoT)分野におけるソリューションの販売において協業するとの発表が引き続き材料視される。NF回路<6864>は、量子コンピューター関連として関心継続。
政府が19-23年度の次期中期防衛力整備計画(中期防)での防衛関係費の年平均の伸び率について、現中期防(14-18年度)の0.8%を上回ることを認める方向で調整に入ったと一部メディアが報じている。また、日米外務・防衛相協議においては、日本は同盟強化へ自国防衛での役割を拡大する方向が確認されているもようで、細谷火工<4274>など防衛関連銘柄への物色が再燃した。
BBタワー<3776>は、一時237円まで急伸。同社が開設予定の5G(第5世代移動通信システム)データセンターにおいて、イード<6038>と協業を開始すると発表したことが材料視された。その他、ヒーハイスト精工<6433>、UEX<9888>、東洋合成工業<4970>、アトミクス<4625>などが上昇率上位にランクイン。
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