大納会は出来高最低も先高観は強い【クロージング】
[17/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日の日経平均は小幅に続落。19.04円安の22764.94円(出来高概算8億8000万株)で2017年の大納会の取引を終えた。28日の米国市場では前日重しとなった原油相場は反発したほか、長期金利も上昇した流れを受けて、小幅ながら買いが先行した。日経平均は前日の後場半ばから下げ幅を拡大していた反動もあり、寄付き直後には22871.39円まで切り返す場面をみせている。
ただし、市場参加者は限られており、日経平均の5日、25日線とのレンジ相場が継続する格好。後場寄り付き直後に22881.21円と日中高値を更新したものの、その後はじりじりと上げ幅を縮め、結局は小幅に続落となった。出来高は今年最低を記録している。
参加者が限られていたこともあり、こう着は想定内であり、個人主体の資金は中小型株にシフトしている。マザーズ、JASDAQはプラスで終えており、物色意欲の強さがうかがえる。大発会は2日から再開される米国市場の動向次第の面はあろうが、国内外の機関投資家の売買も増えることから、スタンスとしては年末のもち合いレンジからの上放れを意識しておきたい。(村瀬智一)
<AK>
ただし、市場参加者は限られており、日経平均の5日、25日線とのレンジ相場が継続する格好。後場寄り付き直後に22881.21円と日中高値を更新したものの、その後はじりじりと上げ幅を縮め、結局は小幅に続落となった。出来高は今年最低を記録している。
参加者が限られていたこともあり、こう着は想定内であり、個人主体の資金は中小型株にシフトしている。マザーズ、JASDAQはプラスで終えており、物色意欲の強さがうかがえる。大発会は2日から再開される米国市場の動向次第の面はあろうが、国内外の機関投資家の売買も増えることから、スタンスとしては年末のもち合いレンジからの上放れを意識しておきたい。(村瀬智一)
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