日経平均テクニカル:3日ぶりに反発。反発も5日線に届かず、調整含みを示唆
[18/05/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
31日の日経平均は、3日ぶりに反発。昨日までの2日間で合計462.57円下落しており、本日の上げ幅は半値戻りに届かず、上値の重さが印象づけられた。午後に235.90円まで上げ幅を拡大したが、ザラ場高値は下降中の5日線には届かなかった。25日線の上昇角度が緩んでいることもあり、調整含みの地合いの継続を示唆した。ただ、緩やかに上昇中の75日線が昨日に下値支持線として作用しており、下値不安から売りを急ぐ局面は遠のいたもようだ。一目均衡表では、ともに横ばいの基準線と転換線が一致し、明日以降のデッドクロスの可能性を残しており、売り買いともに中途半端な形状で引けた。ボリンジャーバンドでは、株価は-2σと-1σの中間付近で引けた。昨日の取引時間中に-3σ近くまで下げた後の反転トレンドが続いており、売り方優位は一時的に弱まっている格好だ。
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