投資家気分: 感情的なトレードを避けるために工夫すること【FISCOソーシャルレポーター】
[18/06/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「投資家気分」氏(ブログ「世界で一番孤独なInvestor」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年6月19日10時に執筆
はじめまして。本日からFISCOソーシャルレポーターになりました投資家気分と申します。
感情に左右されない投資を心掛け、株式投資で生活費を稼ぎ、ブログやSNSで学んだ情報のアウトプットをしています。皆さんにも有益な情報をお届けできればと思います。
◆株式投資の「握力」をどう強化するか
「なんで売ってしまったのだろう・・・」
さて、突然ですが売却した株が、その後に大幅に伸びることはよくあります。納得できるものであれば良いですが、後悔することもしばしば。私もこういったことは実際にたくさん経験しています。
反対に、〈結果的に〉売却して良かったというラッキーもあります。
不安になったので感情的に売却したにも関わらず、売却後に売値よりも下落したので結果的に助かった、という場合のことです。結果オーライというやつですね。
しかし、運も実力のうちとはいえ、運をあてにしていては継続的な資産拡大は厳しいのかもしれません。損切りは「必要コスト」ですから、当然に用意されるべき選択肢の一つです。他方で「理由なき損切り」や「理由なく早々と利確すること」は減らしていきたいものです。
今回はそういった「感情的な売買」を避けるために私が工夫していることを書いてみます。
皆さんもよく聞かれたことがあるかと思いますが、投資の世界では、「握力が強い」とよく表現されることがあります。これは、相場の乱高下に左右されて早売りすることなく、有望株を忍耐強く持ち続けた場合に用いられることが多い言葉ですね。
どうしても相場全体が暗い時や、目立った理由もなく株価が下がる局面は精神的に辛いです。時にはSNSやネットで目にする噂や煽りに翻弄されてしまいます。
不安を感じないように心を殺すことは難しいですが、不安を少しでも抑えることは努力で可能です。例えば、私は実際に投資をする前に、銘柄の分析を行い、それをノートにまとめる習慣があります。ノートに「なぜその銘柄に投資をするのか」を簡単にまとめます。
投資後、不安になった時にそれを見返します。
正直、これだけでもザワザワした気持ちが少し落ち着きます。ただ、気持ちを落ち着かせるだけでなく、その後の投資判断にも活きてきます。
盲目的に信じ切ってしまうことは、狼狽売りと同様に避けたい行動です。「これは必ず上がるんだ!」と頑固になることはよくありますよね。これもノートを見返し、現状と比較して、自分の当初の考えに穴はないのか見直すことで冷静さを取り戻せそうです。
もしかすると、ノートを見返して「あれ?当初の前提が崩れてるかもしれない」と気付くこともあります。実際にそのようであれば、バッサリ損切りを行います。
これは私の考えですが、投資は結局、孤独に粛々とやるしかないと思っています。その上でノートをとることは大変役に立ちます。誰かに相談して客観性を持つことも良いのかもしれませんが、私はしません。
「投資理由をノートに記す」
これは特別なことではなく、よく勧められてきた陳腐な手法かもしれません。ただ、この習慣が、私の「狼狽売り」を防いでくれていることは事実なので共有させて頂きました。
これは簡単な習慣ですが、面倒くさいと思う人は多いかもしれません。仕事や家事が忙しい場合や、他の趣味に夢中であれば、ノートを取るなんて面倒になると思います。そんな方は、まずは「ひと言メモ」でも十分だと思っています。
「ゴールデンクロスしたので株価が1200円ぐらいまで上がると考え買った」などでも初めはOKです。まずは習慣にすることで一歩前進です。一つの簡単な習慣で将来のパフォーマンスが上がるのであれば、面倒くさがらずにやりたいですね。
最後に、補足を少しだけ付け加えておきます。ノートをつける習慣に上乗せするのであれば、投資後も継続して銘柄分析をすることは重要です。投資環境も変わりますし、月次報告やその他のIRが更新され、再度見直す必要があるかもしれません。また、より割安で上昇しそうな株を見つかれば乗り換えて良いと思います。その際もノートの見返しは重要ですね。
私たちは「新しいもの」が好きですから、その目移りが一過性のものなのかチェックするためにも、売ろうとしている銘柄を(そして買おうとしている銘柄も)再点検することは大切です。
そして、そもそもノートに記す当初の分析の精度が高ければ勝率は上がります。それは一朝一夕ではいかず、日々の勉強や調査が必要になると考えます。精度が上がればきっと割高な買い物が減り、含み損の状態も減ります。これを言っては元もこうもありませんが、安く買っておけばその後に上下に揺れても不安になりませんよね。基本的に含み益の状態がベストです。
私自身がまだまだ未熟ですので、上記のことを意識して腕を磨きます。ご覧頂きありがとうございました。それではまた次回。
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執筆者名:投資家気分
ブログ名:世界で一番孤独なInvestor
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※2018年6月19日10時に執筆
はじめまして。本日からFISCOソーシャルレポーターになりました投資家気分と申します。
感情に左右されない投資を心掛け、株式投資で生活費を稼ぎ、ブログやSNSで学んだ情報のアウトプットをしています。皆さんにも有益な情報をお届けできればと思います。
◆株式投資の「握力」をどう強化するか
「なんで売ってしまったのだろう・・・」
さて、突然ですが売却した株が、その後に大幅に伸びることはよくあります。納得できるものであれば良いですが、後悔することもしばしば。私もこういったことは実際にたくさん経験しています。
反対に、〈結果的に〉売却して良かったというラッキーもあります。
不安になったので感情的に売却したにも関わらず、売却後に売値よりも下落したので結果的に助かった、という場合のことです。結果オーライというやつですね。
しかし、運も実力のうちとはいえ、運をあてにしていては継続的な資産拡大は厳しいのかもしれません。損切りは「必要コスト」ですから、当然に用意されるべき選択肢の一つです。他方で「理由なき損切り」や「理由なく早々と利確すること」は減らしていきたいものです。
今回はそういった「感情的な売買」を避けるために私が工夫していることを書いてみます。
皆さんもよく聞かれたことがあるかと思いますが、投資の世界では、「握力が強い」とよく表現されることがあります。これは、相場の乱高下に左右されて早売りすることなく、有望株を忍耐強く持ち続けた場合に用いられることが多い言葉ですね。
どうしても相場全体が暗い時や、目立った理由もなく株価が下がる局面は精神的に辛いです。時にはSNSやネットで目にする噂や煽りに翻弄されてしまいます。
不安を感じないように心を殺すことは難しいですが、不安を少しでも抑えることは努力で可能です。例えば、私は実際に投資をする前に、銘柄の分析を行い、それをノートにまとめる習慣があります。ノートに「なぜその銘柄に投資をするのか」を簡単にまとめます。
投資後、不安になった時にそれを見返します。
正直、これだけでもザワザワした気持ちが少し落ち着きます。ただ、気持ちを落ち着かせるだけでなく、その後の投資判断にも活きてきます。
盲目的に信じ切ってしまうことは、狼狽売りと同様に避けたい行動です。「これは必ず上がるんだ!」と頑固になることはよくありますよね。これもノートを見返し、現状と比較して、自分の当初の考えに穴はないのか見直すことで冷静さを取り戻せそうです。
もしかすると、ノートを見返して「あれ?当初の前提が崩れてるかもしれない」と気付くこともあります。実際にそのようであれば、バッサリ損切りを行います。
これは私の考えですが、投資は結局、孤独に粛々とやるしかないと思っています。その上でノートをとることは大変役に立ちます。誰かに相談して客観性を持つことも良いのかもしれませんが、私はしません。
「投資理由をノートに記す」
これは特別なことではなく、よく勧められてきた陳腐な手法かもしれません。ただ、この習慣が、私の「狼狽売り」を防いでくれていることは事実なので共有させて頂きました。
これは簡単な習慣ですが、面倒くさいと思う人は多いかもしれません。仕事や家事が忙しい場合や、他の趣味に夢中であれば、ノートを取るなんて面倒になると思います。そんな方は、まずは「ひと言メモ」でも十分だと思っています。
「ゴールデンクロスしたので株価が1200円ぐらいまで上がると考え買った」などでも初めはOKです。まずは習慣にすることで一歩前進です。一つの簡単な習慣で将来のパフォーマンスが上がるのであれば、面倒くさがらずにやりたいですね。
最後に、補足を少しだけ付け加えておきます。ノートをつける習慣に上乗せするのであれば、投資後も継続して銘柄分析をすることは重要です。投資環境も変わりますし、月次報告やその他のIRが更新され、再度見直す必要があるかもしれません。また、より割安で上昇しそうな株を見つかれば乗り換えて良いと思います。その際もノートの見返しは重要ですね。
私たちは「新しいもの」が好きですから、その目移りが一過性のものなのかチェックするためにも、売ろうとしている銘柄を(そして買おうとしている銘柄も)再点検することは大切です。
そして、そもそもノートに記す当初の分析の精度が高ければ勝率は上がります。それは一朝一夕ではいかず、日々の勉強や調査が必要になると考えます。精度が上がればきっと割高な買い物が減り、含み損の状態も減ります。これを言っては元もこうもありませんが、安く買っておけばその後に上下に揺れても不安になりませんよね。基本的に含み益の状態がベストです。
私自身がまだまだ未熟ですので、上記のことを意識して腕を磨きます。ご覧頂きありがとうございました。それではまた次回。
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執筆者名:投資家気分
ブログ名:世界で一番孤独なInvestor
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