ユーロ週間見通し:下げ渋りか、米中協議進展への期待残る
[19/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■伸び悩み、米大幅利下げ観測は後退
先週のユーロ・ドルは伸び悩み。米主要経済指標の悪化を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げ観測が浮上し、ユーロ・ドルは一時1.1412ドルまで買われた。しかしながら、パウエル米FRB議長が過度の利下げ期待をけん制したことで、7月の大幅利下げ観測は後退し、ユーロ売り・米ドル買いが活発となった。取引レンジ:1.1344ドル-1.1412ドル。
■もみ合いか、欧米経済指標を見極める展開
今週のユーロ・ドルはもみ合いか。米製造業や雇用関連の経済指標が市場予想を下回る低調な内容だった場合、ユーロ買い・米ドル売りが優勢となりそうだ。ただ、ユーロ圏の主要経済指標が悪化した場合、欧州中央銀行(ECB)による一段の金融緩和を意識したユーロ売りが強まる可能性がある。
予想レンジ:1.1280ドル−1.1480ドル
■強含み、中東情勢の悪化を意識したユーロ買い
先週のユーロ・円は強含み。米国の大幅利下げ観測が浮上し、ユーロ買い・米ドル売りが活発となった。この影響でユーロの対円レートは122円台後半まで買われた。ただ、ユーロ圏経済の成長減速を意識したユーロ売りも観測されており、週後半は主に122円台半ば近辺での取引が続いた。取引レンジ:121円65銭−122円89銭。
■下げ渋りか、米中協議進展への期待残る
今週のユーロ・円は下げ渋りか。ユーロ圏の失業率や小売売上高、鉱工業生産などの経済指標で改善がみられない場合、リスク選好的なユーロ買いは抑制される可能性がある。ただ、米中貿易協議の進展を期待して欧米株式が強含みとなった場合、リスク選好的な
ユーロ買い・円売りに振れやすい地合いとなる見通し。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・7月1日:5月失業率(予想:7.5%、4月:7.6%)
・7月4日:5月小売売上高(4月:前月比−0.4%)
予想レンジ:121円50銭−123円50銭
<FA>
先週のユーロ・ドルは伸び悩み。米主要経済指標の悪化を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げ観測が浮上し、ユーロ・ドルは一時1.1412ドルまで買われた。しかしながら、パウエル米FRB議長が過度の利下げ期待をけん制したことで、7月の大幅利下げ観測は後退し、ユーロ売り・米ドル買いが活発となった。取引レンジ:1.1344ドル-1.1412ドル。
■もみ合いか、欧米経済指標を見極める展開
今週のユーロ・ドルはもみ合いか。米製造業や雇用関連の経済指標が市場予想を下回る低調な内容だった場合、ユーロ買い・米ドル売りが優勢となりそうだ。ただ、ユーロ圏の主要経済指標が悪化した場合、欧州中央銀行(ECB)による一段の金融緩和を意識したユーロ売りが強まる可能性がある。
予想レンジ:1.1280ドル−1.1480ドル
■強含み、中東情勢の悪化を意識したユーロ買い
先週のユーロ・円は強含み。米国の大幅利下げ観測が浮上し、ユーロ買い・米ドル売りが活発となった。この影響でユーロの対円レートは122円台後半まで買われた。ただ、ユーロ圏経済の成長減速を意識したユーロ売りも観測されており、週後半は主に122円台半ば近辺での取引が続いた。取引レンジ:121円65銭−122円89銭。
■下げ渋りか、米中協議進展への期待残る
今週のユーロ・円は下げ渋りか。ユーロ圏の失業率や小売売上高、鉱工業生産などの経済指標で改善がみられない場合、リスク選好的なユーロ買いは抑制される可能性がある。ただ、米中貿易協議の進展を期待して欧米株式が強含みとなった場合、リスク選好的な
ユーロ買い・円売りに振れやすい地合いとなる見通し。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・7月1日:5月失業率(予想:7.5%、4月:7.6%)
・7月4日:5月小売売上高(4月:前月比−0.4%)
予想レンジ:121円50銭−123円50銭
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