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マザーズ先物概況:反発、イベント通過後の安心感でリスクオンムードに

注目トピックス 市況・概況
31日のマザーズ先物は前日比11.0pt高の865.0ptと反発した。なお、高値は865.0pt、
安値は855.0pt、取引高は784枚。本日のマザーズ先物は、日米の金融政策に関するイベントを無事に通過した安心感から反発となった。前日の米国市場では、注目の連邦公開市場委員会(FOMC)において、パウエル議長が米国景気に前向きな発言をしたことや、追加利下げに対して否定的な発言をしなかったことが好感されて主要指数はそろって反発。これを受けて、本日の日本市場は全面高商状でスタート。上述した背景から、マザーズ先物はナイトセッションの間から上昇していたが、日中取引が始まってからも上げ幅を拡げる展開となった。ただ、午前10時頃に発表された中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を下回ったことが嫌気されると、一転して主要指数は揃って売りに転じた。これに伴いマザーズ先物も上げ幅を縮めたが、その後、円高が一服するに伴い、市場が落ち着きを取り戻し、主要指数がそろって再度上昇基調に転じると、マザーズ先物も指数インパクトの大きい銘柄を中心として上げ幅を拡げるかたちとなった。売買代金上位では、ウイルス療法テロメライシン(OBP-301)に関して岡山大学と業務請負契約を結んだオンコリス<4588>をはじめ、そーせい<4565>、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>などが上昇した、一方、直近IPO銘柄であるセルソース<4880>とジェイック<7073>はそろって大幅下落となった。

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