NY為替:ドル109.47円、香港人権・民主主義法に署名でリスク回避の動き
[19/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円67銭まで上昇後、109円40銭まで反落して109円47銭で引けた。米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となったが、トランプ米大統領が香港人権・民主主義法に署名したことを受けて中国が報復措置の可能性を警告、米中貿易交渉が決裂し追加関税が発動され、米国経済の成長が損なわれるとの懸念が強まりリスク回避の円買いやドル売りが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0981ドルまで下落後、1.1028ドルまで上昇して1.1017ドルで引けた。ドイツの失業者数が予想外に減少したためユーロ買いが優勢となったほか、欧州市場の引けにかけて月末絡みのドル売りが強まった。ユーロ・円は、120円41銭まで下落後、120円76銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2883ドルから1.2942ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、1.0023フランまで上昇後、0.9991フランまで下落した。
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