マザーズ先物概況: 大幅反落、ナノキャリアショックでバイオ関連株が重石に
[19/12/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
30日のマザーズ先物は先週末比13.0pt安の883.0ptと大幅に反落した。なお、高値896.0pt、安値は879.0pt、取引高は917枚。本日のマザーズ先物は、今年最後の取引日とあって東証1部市場での取引参加者が少ない中、ナノキャリアショックによるバイオ関連株の下落が重石となり大幅反落となった。年末モードで先週に引き続き東証1部市場での商いが閑散とする中、幕間繋ぎ的な形で中小型株物色が続くと思いきや、NC-6004開発プログラムの一つである膵がんを対象とした第3相試験について承認申請をしないと発表したナノキャリア<4571>が18%超安の大幅下落となった。これをきっかけに、思惑が働くかたちでバイオ関連株は軒並みそろって下落し、これが指数の重石となる形でマザーズ先物にも大きく影響する格好となった。売買代金上位では、上述したようにナノキャリアが大幅下落したほか、指数インパクトの大きいそーせい<4565>が4%超、ジーエヌアイグループ<2160>が3%超、セルソース<4880>も5%超とそれぞれ大きく下落した。
<YN>
<YN>