注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバー、ウィザス、ソニーGなど
[21/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
極東産機<6233>:696円 カ
ストップ高買い気配。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の営業利益を従来予想の0.40億円から1.79億円(前年同期実績は単体ベースで0.75億円)に、通期予想を1.70億円から3.00億円(同1.20億円)に上方修正している。インテリア事業部門や畳事業部門などのプロフェッショナルセグメントが好調に推移し、利益を押し上げる見通し。第1四半期実績(0.12億円)からの伸びが大きく、ポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。
ウィザス<9696>:575円(+69円)
年初来高値。21年3月期の営業利益を従来予想の5.00億円から10.80億円(前期実績14.07億円)に上方修正している。ICTの活用による授業内容の充実などで学習塾事業で生徒数が回復基調となったことに加え、高校・キャリア支援事業でのICT教育の充実とスペシャリスト育成コースの保持などが奏功し、通信制高校への入学者が堅調に推移したことを織り込んだ。経費節減も利益を押し上げる要因になると見込んでいる。
Tホライゾン<6629>:1196円(+48円)
大幅に5日ぶり反発。21年3月期の営業利益を従来予想の20.00億円から24.00億円(前期実績14.43億円)に上方修正している。学校現場に1人1台の端末と高速大容量の通信ネットワークを整備する文部科学省の「GIGAスクール構想」の影響で、光学事業の主力である教育市場が好調だったため。期末配当は従来予想の15.00円から記念配当5.00円を含む20.00円(前期末実績15.00円)に増額修正した。年間配当も同額。
日立<6501>:5397円(+287円)
大幅続伸。一昨日に21年3月期の決算を発表、営業利益は4952億円で前期比25.2%減益、従来計画の4200億円や市場コンセンサスを上振れている。また、22年3月期は7400億円で同49.4%増益の見通し。市場予想を500億円程度上振れる水準になっている。IT分野の拡大などがけん引する見込みのようだ。中期経営計画目標の調整後営業利益率10%は、1年後ろ倒しとはなるが、23年3月期には到達可能との見方も示しているもよう。
サイバー<4751>:2270円(+320円)
大幅続伸。一昨日に上半期の決算を発表、営業利益は329億円で前年同期比62.8%増益となり、市場予想を100億円以上上回った。第1四半期の営業減益に対して、1-3月期は2.1倍と急拡大している。通期予想は従来レンジの300-350億円から575-625億円に大幅上方修正、380億円程度のコンセンサスを大幅に上回っている。「ウマ娘」の好調が背景であり、足元で期待感は高まっていたが、こうした期待以上の好決算となる形に。
日華化<4463>:1053円 カ
ストップ高買い気配。一昨日に発表の第1四半期決算がポジティブサプライズにつながっている。営業利益は7億円で前年同期比5.1倍の水準となった。通期計画15億円、前期比5.9%増に対する進捗率は46.8%となっており、大幅な上振れが想定できる状況になっている。主力ヘアケアブランドの拡販効果に加えて、大口受託案件の新商品増産や手指消毒剤の好調推移などで、化粧品セグメントが大きく拡大している。
村田製<6981>:8686円(-337円)
大幅反落。一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は3132億円で前期比23.7%増益となり、従来予想の2900億円を上振れる着地に。一方、22年3月期は3200億円で同2.2%増益の見通しとしており、コンセンサスを300億円弱下回っている。在庫調整リスクなどを織り込んでおり、保守的な計画とはみられているものの、期待感の反動から増益率鈍化見通しをマイナス視する動きが先行している。
ソニーG<6758>:11080円(-730円)
大幅反落。一昨日に21年3月期の決算を発表、営業利益は9719億円で前期比15.0%増益、会社計画の9400億円を上回り、市場コンセンサスもやや上振れている。一方、22年3月期は9300億円で前期比4.3%の減益見通し。音楽やゲームなどでの減益を見込み、9700億円程度の市場予想を下回っている。発行済み株式数の2.02%、2000億円を上限とする自社株買いも発表しているが、減益ガイダンスをマイナス視する動きが優勢に。
<ST>
ストップ高買い気配。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の営業利益を従来予想の0.40億円から1.79億円(前年同期実績は単体ベースで0.75億円)に、通期予想を1.70億円から3.00億円(同1.20億円)に上方修正している。インテリア事業部門や畳事業部門などのプロフェッショナルセグメントが好調に推移し、利益を押し上げる見通し。第1四半期実績(0.12億円)からの伸びが大きく、ポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。
ウィザス<9696>:575円(+69円)
年初来高値。21年3月期の営業利益を従来予想の5.00億円から10.80億円(前期実績14.07億円)に上方修正している。ICTの活用による授業内容の充実などで学習塾事業で生徒数が回復基調となったことに加え、高校・キャリア支援事業でのICT教育の充実とスペシャリスト育成コースの保持などが奏功し、通信制高校への入学者が堅調に推移したことを織り込んだ。経費節減も利益を押し上げる要因になると見込んでいる。
Tホライゾン<6629>:1196円(+48円)
大幅に5日ぶり反発。21年3月期の営業利益を従来予想の20.00億円から24.00億円(前期実績14.43億円)に上方修正している。学校現場に1人1台の端末と高速大容量の通信ネットワークを整備する文部科学省の「GIGAスクール構想」の影響で、光学事業の主力である教育市場が好調だったため。期末配当は従来予想の15.00円から記念配当5.00円を含む20.00円(前期末実績15.00円)に増額修正した。年間配当も同額。
日立<6501>:5397円(+287円)
大幅続伸。一昨日に21年3月期の決算を発表、営業利益は4952億円で前期比25.2%減益、従来計画の4200億円や市場コンセンサスを上振れている。また、22年3月期は7400億円で同49.4%増益の見通し。市場予想を500億円程度上振れる水準になっている。IT分野の拡大などがけん引する見込みのようだ。中期経営計画目標の調整後営業利益率10%は、1年後ろ倒しとはなるが、23年3月期には到達可能との見方も示しているもよう。
サイバー<4751>:2270円(+320円)
大幅続伸。一昨日に上半期の決算を発表、営業利益は329億円で前年同期比62.8%増益となり、市場予想を100億円以上上回った。第1四半期の営業減益に対して、1-3月期は2.1倍と急拡大している。通期予想は従来レンジの300-350億円から575-625億円に大幅上方修正、380億円程度のコンセンサスを大幅に上回っている。「ウマ娘」の好調が背景であり、足元で期待感は高まっていたが、こうした期待以上の好決算となる形に。
日華化<4463>:1053円 カ
ストップ高買い気配。一昨日に発表の第1四半期決算がポジティブサプライズにつながっている。営業利益は7億円で前年同期比5.1倍の水準となった。通期計画15億円、前期比5.9%増に対する進捗率は46.8%となっており、大幅な上振れが想定できる状況になっている。主力ヘアケアブランドの拡販効果に加えて、大口受託案件の新商品増産や手指消毒剤の好調推移などで、化粧品セグメントが大きく拡大している。
村田製<6981>:8686円(-337円)
大幅反落。一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は3132億円で前期比23.7%増益となり、従来予想の2900億円を上振れる着地に。一方、22年3月期は3200億円で同2.2%増益の見通しとしており、コンセンサスを300億円弱下回っている。在庫調整リスクなどを織り込んでおり、保守的な計画とはみられているものの、期待感の反動から増益率鈍化見通しをマイナス視する動きが先行している。
ソニーG<6758>:11080円(-730円)
大幅反落。一昨日に21年3月期の決算を発表、営業利益は9719億円で前期比15.0%増益、会社計画の9400億円を上回り、市場コンセンサスもやや上振れている。一方、22年3月期は9300億円で前期比4.3%の減益見通し。音楽やゲームなどでの減益を見込み、9700億円程度の市場予想を下回っている。発行済み株式数の2.02%、2000億円を上限とする自社株買いも発表しているが、減益ガイダンスをマイナス視する動きが優勢に。
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