今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低い見通し
[21/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。デルタ変異株の感染拡大の影響について過剰な懸念は後退したようだ。ただし、欧州中央銀行(ECB)は現行の金融緩和策を長期間維持する公算が大きいため、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低いとみられる。
【ユーロ売り要因】
・ECBはインフレ目標について2%をいくらか上振れることを承認
・ユーロ圏経済のすみやかな拡大は期待薄
・新型コロナウイルス変異株の感染流行
【ユーロ買い要因】
・ユーロ圏の企業景況感は改善傾向
・域内経済活動の段階的な拡大
・米長期金利の伸び悩み
<FA>
【ユーロ売り要因】
・ECBはインフレ目標について2%をいくらか上振れることを承認
・ユーロ圏経済のすみやかな拡大は期待薄
・新型コロナウイルス変異株の感染流行
【ユーロ買い要因】
・ユーロ圏の企業景況感は改善傾向
・域内経済活動の段階的な拡大
・米長期金利の伸び悩み
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