英ポンド週間見通し:もみ合いか、原価高は引き続き支援材料に
[21/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■弱含み、早期利上げ観測は後退
今週のポンド・円は弱含み。週前半に157円台後半までポンド高・円安に振れる場面があったが、英中央銀行による早期利上げ期待は多少後退したこと、新型コロナウイルスの新規感染者の増加によって経済活動が抑制される可能性があることから、週後半はリスク回避的なポンド売り・円買いが優勢となった。ポンド・円は週末前に156円を再び下回った。取引レンジ:155円71銭−157円77銭。
■もみ合いか、原価高は引き続き支援材料に
来週のポンド・円は、もみ合いか。11月3-4日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)で将来的な利上げの必要性について議論された場合、ポンド買いはやや強まる可能性がある。原油相場の上昇で、資源国通貨としての買いもポンドを支援しよう。ただ、冬季における新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されており、リスク選好的なポンド買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。
○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:155円00銭−157円00銭
<FA>
今週のポンド・円は弱含み。週前半に157円台後半までポンド高・円安に振れる場面があったが、英中央銀行による早期利上げ期待は多少後退したこと、新型コロナウイルスの新規感染者の増加によって経済活動が抑制される可能性があることから、週後半はリスク回避的なポンド売り・円買いが優勢となった。ポンド・円は週末前に156円を再び下回った。取引レンジ:155円71銭−157円77銭。
■もみ合いか、原価高は引き続き支援材料に
来週のポンド・円は、もみ合いか。11月3-4日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)で将来的な利上げの必要性について議論された場合、ポンド買いはやや強まる可能性がある。原油相場の上昇で、資源国通貨としての買いもポンドを支援しよう。ただ、冬季における新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されており、リスク選好的なポンド買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。
○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:155円00銭−157円00銭
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