NY債券:米長期債相場は弱含み、年末前でポジション調整的な売りも
[23/12/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*07:49JST NY債券:米長期債相場は弱含み、年末前でポジション調整的な売りも
29日の米国長期債相場は弱含み。早ければ来年3月に利下げが開始されるとの見方は後退していないが、年末前でポジション調整的な売りが観測された。イールドカーブはスティープニング気配で推移。
CMEのFedWatchツールによると、29日時点で2024年3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は87%程度。24年5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%以下となる確率は87%程度。10年債利回りは3.841%近辺で取引を開始し、米国市場の序盤にかけて3.895%近辺まで上昇。その後、3.846%近辺まで反落したが、米国市場の後半にかけて3.896%近辺まで再上昇し、取引終了時点にかけて3.879%近辺で推移した。
イールドカーブはスティープニング気配で推移。2年−10年は-36.70bp近辺、2−30年は-21.80bp近辺で引けた。2年債利回りは4.25%(前日比:-3bp)、10年債利回りは3.88%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.03%(前日比:+4bp)で取引を終えた。
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29日の米国長期債相場は弱含み。早ければ来年3月に利下げが開始されるとの見方は後退していないが、年末前でポジション調整的な売りが観測された。イールドカーブはスティープニング気配で推移。
CMEのFedWatchツールによると、29日時点で2024年3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は87%程度。24年5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%以下となる確率は87%程度。10年債利回りは3.841%近辺で取引を開始し、米国市場の序盤にかけて3.895%近辺まで上昇。その後、3.846%近辺まで反落したが、米国市場の後半にかけて3.896%近辺まで再上昇し、取引終了時点にかけて3.879%近辺で推移した。
イールドカーブはスティープニング気配で推移。2年−10年は-36.70bp近辺、2−30年は-21.80bp近辺で引けた。2年債利回りは4.25%(前日比:-3bp)、10年債利回りは3.88%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.03%(前日比:+4bp)で取引を終えた。
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