株ブロガー・さなさえ:上昇トレンドについていこう!売られても買われる強い株とは?【FISCOソーシャルレポーター】
[24/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:上昇トレンドについていこう!売られても買われる強い株とは?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2024年3月27日17時に執筆
皆様、おはこんばんちは。世の中は大谷翔平選手と水原一平さんの話題で持ち切りですが、それでも先の「政治とカネ」問題については投資家としての欲目を無視した、曇りなき眼で見つめる政治リテラシーは必要だなぁと思いながら嘆息する今日この頃…さなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目突入…はや63回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<日経平均株価はそれでも強い>
3月19日の日銀会合後の植田総裁は記者会見や、続く21日での国会答弁で「当面の金融緩和環境を継続する」旨を述べた事で、為替相場は円安に振れました。これが米国株に左右されがちな日経平均株価はさらに買われる流れとなりました。
日本と欧米諸国の金利差の開きとその長期化見通しの強まった事が、結果的に株高に繋がったのですが、やはり事前に関係者によってマイナス金利解除やYYC(イールドカーブ・コントロール)の終了についての情報が市場に漏れ、既に織り込まれた状況になっていた事も、「波乱なし」として買い安心感に繋がったようにも思えます。
よくも悪くもこの辺りのそつなさが植田総裁らの上手なところにあるのですが、結果的に日経平均株価は4万円台を回復しましたし、この相場環境は投資家としてのチャンスとして活かしていきたいものですね。
ただ、3月7日まで買われていたAI関連などの物色が一部落ち着き、グロース市場は調整に入っているようです。つまりは新興をメインの戦場としていた個人投資家さん達からは「ちょっとなぁ…」と、ため息が聞こえてきそうな様子だと…ええ、わたしも同じです(苦笑)。
それでも物色は循環するもので、こういう時こそ、柔和に対応していくのが個人の強みというものです。今回は再び買いが入っているセクターやテーマに注目し、その中でも気になる個別株をメインにご紹介していこうと思います。
<今気になる個別株とは?>
まずは直近IPOの中で、個人の注目の的となれるか…ソラコム<147A>をご紹介。IoTプラットフォーム「SORACOM」を手掛け、企業のIoT導入・運用におけるコンサル・支援事業を展開している企業です。注目すべきは、同社は「日本発のグローバルIoTプラットフォーム」を目指すとしていて、主要顧客の年間解約率は0.3%と、右肩上がりの収益構造である事。また、スズキ<7269>傘下による出資の下、EVなどのモビリティーサービス分野でのIoT技術の活用や、主要株主であるKDDI<9433>との自動車向けプラットフォーム構築でも期待されている事です。時代にマッチしたIPO…引き続き個人としては見ておきたいですね。
また、昨年のIPOからはアイウェアの企画・製造・卸しまで手掛けるJEH<5889>も高値圏で堅調です。こちらは業績面での期待が高いようですね。同じく昨年12月にも配信したINFORICH<9338>はその後の2月決算も好調、さらに金融SI企業であるノバシステム<5257>も好調な決算と中期経営計画が好感され、いずれも青天井を突き進んでいます。IPOは地合い悪化の際には注意したい株ではありますが、「まだ狙えるかな…」と監視は続けています。
業績期待のある割安株への物色も目立っていますので要チェックです。上方修正と増配を発表した小田急・路線バスの神奈川中央交通<9081>、同じく好決算、その後の増配を発表して堅調な鉄建建設<1815>、業績回復への期待を残しながら、先日21日に自社株買いを発表したクニミネ工業<5388>はチャートもしっかりしていますね。
パチンコ・パチスロ関連へも再び物色が広まっていたので、株価の戻しに期待中です。新株予約権による資金調達の中止を発表したゲームカード・ジョイコHD<6249>、業績期待がまだ続くかの藤商事<6257>、「ウルトラマン」の版権ビジネスで期待が持たれる円谷フィールズも週足一目均衡表の雲を前に売りが出ていますが、いずれも反発トレンドに入るか監視していきたいと思っていまっす♪
最後はおまけとして…ウルトラマンと同じく「ハローキティ」でおなじみ、キャラクタービジネスの雄・サンリオ<8136>も昨年の5月にこちらでご紹介しましたが、ずっと強いですね。世界展開も含めて引き続き期待したい企業です。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
----
執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
<TY>
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2024年3月27日17時に執筆
皆様、おはこんばんちは。世の中は大谷翔平選手と水原一平さんの話題で持ち切りですが、それでも先の「政治とカネ」問題については投資家としての欲目を無視した、曇りなき眼で見つめる政治リテラシーは必要だなぁと思いながら嘆息する今日この頃…さなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目突入…はや63回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<日経平均株価はそれでも強い>
3月19日の日銀会合後の植田総裁は記者会見や、続く21日での国会答弁で「当面の金融緩和環境を継続する」旨を述べた事で、為替相場は円安に振れました。これが米国株に左右されがちな日経平均株価はさらに買われる流れとなりました。
日本と欧米諸国の金利差の開きとその長期化見通しの強まった事が、結果的に株高に繋がったのですが、やはり事前に関係者によってマイナス金利解除やYYC(イールドカーブ・コントロール)の終了についての情報が市場に漏れ、既に織り込まれた状況になっていた事も、「波乱なし」として買い安心感に繋がったようにも思えます。
よくも悪くもこの辺りのそつなさが植田総裁らの上手なところにあるのですが、結果的に日経平均株価は4万円台を回復しましたし、この相場環境は投資家としてのチャンスとして活かしていきたいものですね。
ただ、3月7日まで買われていたAI関連などの物色が一部落ち着き、グロース市場は調整に入っているようです。つまりは新興をメインの戦場としていた個人投資家さん達からは「ちょっとなぁ…」と、ため息が聞こえてきそうな様子だと…ええ、わたしも同じです(苦笑)。
それでも物色は循環するもので、こういう時こそ、柔和に対応していくのが個人の強みというものです。今回は再び買いが入っているセクターやテーマに注目し、その中でも気になる個別株をメインにご紹介していこうと思います。
<今気になる個別株とは?>
まずは直近IPOの中で、個人の注目の的となれるか…ソラコム<147A>をご紹介。IoTプラットフォーム「SORACOM」を手掛け、企業のIoT導入・運用におけるコンサル・支援事業を展開している企業です。注目すべきは、同社は「日本発のグローバルIoTプラットフォーム」を目指すとしていて、主要顧客の年間解約率は0.3%と、右肩上がりの収益構造である事。また、スズキ<7269>傘下による出資の下、EVなどのモビリティーサービス分野でのIoT技術の活用や、主要株主であるKDDI<9433>との自動車向けプラットフォーム構築でも期待されている事です。時代にマッチしたIPO…引き続き個人としては見ておきたいですね。
また、昨年のIPOからはアイウェアの企画・製造・卸しまで手掛けるJEH<5889>も高値圏で堅調です。こちらは業績面での期待が高いようですね。同じく昨年12月にも配信したINFORICH<9338>はその後の2月決算も好調、さらに金融SI企業であるノバシステム<5257>も好調な決算と中期経営計画が好感され、いずれも青天井を突き進んでいます。IPOは地合い悪化の際には注意したい株ではありますが、「まだ狙えるかな…」と監視は続けています。
業績期待のある割安株への物色も目立っていますので要チェックです。上方修正と増配を発表した小田急・路線バスの神奈川中央交通<9081>、同じく好決算、その後の増配を発表して堅調な鉄建建設<1815>、業績回復への期待を残しながら、先日21日に自社株買いを発表したクニミネ工業<5388>はチャートもしっかりしていますね。
パチンコ・パチスロ関連へも再び物色が広まっていたので、株価の戻しに期待中です。新株予約権による資金調達の中止を発表したゲームカード・ジョイコHD<6249>、業績期待がまだ続くかの藤商事<6257>、「ウルトラマン」の版権ビジネスで期待が持たれる円谷フィールズも週足一目均衡表の雲を前に売りが出ていますが、いずれも反発トレンドに入るか監視していきたいと思っていまっす♪
最後はおまけとして…ウルトラマンと同じく「ハローキティ」でおなじみ、キャラクタービジネスの雄・サンリオ<8136>も昨年の5月にこちらでご紹介しましたが、ずっと強いですね。世界展開も含めて引き続き期待したい企業です。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
----
執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
<TY>