NY債券:米長期債相場は反落、年内利下げの可能性はやや高まる
[24/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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*07:45JST NY債券:米長期債相場は反落、年内利下げの可能性はやや高まる
28日の米国長期債相場は反落。米商務省がこの日発表した5月PCE価格指数は、前年比+2.6%にとどまった。年内利下げの確率はやや高まり、債券利回りは一時弱含みとなったが、中盤以降は総じて売りが優勢となった。イールドカーブはスティープニング。
CMEのFedWatchツールによると、28日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は62%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は80%程度。10年債利回りは4.285%近辺で取引を開始し、一時4.259%近辺まで低下したが、米国市場の終盤にかけて4.402%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて4.396%近辺で推移。
イールドカーブはスティープニング。2年−10年は-35.30bp近辺、2−30年は-19.30bp近辺で引けた。2年債利回りは4.75%(前日比:+4bp)、10年債利回りは4.40%(前日比+12bp)、30年債利回りは、4.56%(前日比:+14bp)で取引を終えた。
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28日の米国長期債相場は反落。米商務省がこの日発表した5月PCE価格指数は、前年比+2.6%にとどまった。年内利下げの確率はやや高まり、債券利回りは一時弱含みとなったが、中盤以降は総じて売りが優勢となった。イールドカーブはスティープニング。
CMEのFedWatchツールによると、28日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は62%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は80%程度。10年債利回りは4.285%近辺で取引を開始し、一時4.259%近辺まで低下したが、米国市場の終盤にかけて4.402%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて4.396%近辺で推移。
イールドカーブはスティープニング。2年−10年は-35.30bp近辺、2−30年は-19.30bp近辺で引けた。2年債利回りは4.75%(前日比:+4bp)、10年債利回りは4.40%(前日比+12bp)、30年債利回りは、4.56%(前日比:+14bp)で取引を終えた。
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