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ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECB政策金利の据え置き予想などが支援材料に

注目トピックス 市況・概況
*13:57JST ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECB政策金利の据え置き予想などが支援材料に
■弱含み、米長期金利の高止まりを警戒

今週のユーロ・ドルは弱含み。一時1.1820ドルまで買われたが、米長期金利の高止まりやフランスの政治不安は解消されていないことを懸念したユーロ売り・米ドル買いが強まり、一時1.1648ドルまで下落。ただ、調整的なユーロ売り・米ドル買いは週末前に一服し、26日の取引で1.17ドル台に戻した。取引レンジ:1.1646ドル−1.1820ドル。

■下げ渋りか、米雇用悪化でユーロ買い継続の可能性

来週のユーロ・ドルは弱含みか。10月1日発表のユーロ圏9月消費者物価指数が高止まりなら、欧州中央銀行(ECB)の利下げ休止をにらんだユーロ買いが入りやすい。一方、米雇用関連指標が低調なら連邦準備制度理事会(FRB)の次回10月の追加利下げを見込んだユーロ買い・ドル売りが強まる展開となりそうだ。

予想レンジ:1.1600ドル-1.1800ドル

■強含み、一時175円を上回る

今週のユーロ・円は強含み。一時175円を上回った。欧州中央銀行(ECB)の政策金利は長期間据え置きとなる可能性があるため、日本とユーロ圏の金利差が大幅に縮小するとの見方は後退したことが要因。米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:173円67銭−175円05銭。

■底堅い値動きか、ECB政策金利の据え置き予想などが支援材料に

来週のユーロ・円は底堅い値動きか。10月1日発表のユーロ圏消費者物価指数は高止まりが予想され、欧州中央銀行(ECB)の政策金据え置きを想定したユーロ買いが入りやすい。米ドル高円安の流れはしばらく続く可能性があることも意識されそうだ。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・10月1日:9月消費者物価指数(8月:前年比+2.0%)
・10月2日:8月失業率(7月:6.2%)

予想レンジ:173円50銭-176円50銭




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