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システム ディ---1Q決算は売上・営業利益とも計画を上振れ、体育館向けや公教育分野での受注残の積み増しが順調

注目トピックス 日本株

パッケージソフト開発のシステム ディ<3804>は14日、第1四半期(2013年11月-2014年1月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比24.0%増の2.75億円、営業損益が1.42億円の赤字(前年同期は2.10億円の赤字)、経常損益が1.45億円の赤字(同2.12億円の赤字)、純損益が0.72億円の赤字(同1.29億円の赤字)と、2ケタ増収で赤字幅を縮小して着地した。同社の業績は売上高が第2四半期及び第4四半期に集中するため、当第1四半期で営業損失を見込んでいたが、売上高、営業損益とも計画を上回った。

学園ソリューション事業では、主力製品『キャンパスプラン.NET Framework』Ver7.0が私立大学を中心に計画を上回る売上を計上したほか、ウェルネスソリューション事業では、民間のフィットネスクラブ・公共の体育施設向けの会員管理システムが、消費税対応作業と大型案件の検収完了により、計画を上回る売上を計上。また、公教育ソリューション事業では、公立小中高校向け校務支援サービス『School Engine』のサービス提供を順調に伸ばしている。

上期に向けて、ウェルネスソリューション事業では、公共施設体育施設(体育館)からの会員管理システムの受注が増加しており、第2四半期以降に売上計上できる見込み。また、公教育ソリューション事業では、自治体での予算措置が具体化する案件が増加する等、受注残の積み増しも計画通り進んでいる。

通期業績は期初計画を据え置いている。売上高が前期比11.0%増の24.10億円、営業利益が同15.3%増の1.63億円、経常利益が同13.4%増の1.50億円、純利益が同8.1%増の1.43億円としている。

同社は、業種特化パッケージソフトの開発・販売を手掛けるIT企業。事業部門は、顧客の業種により、学園ソリューション、ウェルネスソリューション、ソフトエンジニアリング、薬局ソリューション、公教育ソリューション、公会計ソリューションの6つに分類されている。私立学校向けのパッケージソフトでは業界のデファクトスタンダード。



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